意見交換掲示板 2007年4月22日(日)20時12分

＞「誤解・誤認ではないでしょうか」とは言っていますが、否定はしていません。嘘をついているとも思っていません

これは、臨床獣医師としての習い性によるものでもあります。
私たちは、患畜の様子を飼い主さんから聞き出します。飼い主さんに嘘をつく気はなくともその言葉の中には思いこみや勘違いなどでの間違いが潜んでいることがあります。ですから、やりとりの中で、「その○○って様子は、こんな感じのしくざだったのですね。それとも△△のような感じではなかったですか」というふうに、復唱したり問い直したりしながら、正しい情報を得るように努力しています。

飼い主さんが「咳している」といっているのだから、それを信じるべきだ、疑いを挟む(確認することと疑うことは違うのですが)のは悪いことだ。。。なんて言っているようでは、ただしい診断はできないのです。

ですからこういう場でも、すこしでも疑問があれば確認し正確な状況を知った上で判断し応答しようとしてしまいます。それは猜疑心や欺瞞からのものではないのです。その点をご理解いだければ幸いです。

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