田口正行 様
早々にお答えくださりありがとうございます。
食べさせたものは、元は有名メーカーで出している腎疾患･心疾患用缶詰なのですが、食べない子に、ムーズ状（と言うのでしょうか）なので、太いスポイトのようなものを使って強制的に食べさせる様、処方されたのものです。

家の場合は療法と言うよりは、栄養源のような使い方でしたし、他のそういった腎疾患用フードともども、｢元気な子が食べるのはかまわない｣と言われていました。
ただ、缶詰はまずいらしくみんな食べたがりませんが、ドライは気に入るものもあった様で食べていました。

今回死んだ子は、検査しても特に異常はなく、食事療法もしていませんでした。
この子は、以前病院へ行ったらショックですっかり食欲を失って、心配したときにそのスポイト作戦を提案され、やってみたら抵抗もなく食べ、それから食欲も出たのですぐやめたので、その後は死ぬ日まで食べていませんでした。
前回成功したので、今回も｢まだ体力がある今のに」と思って病院で買ってきました。
今思えば、一日ぐらい抜いても平気だったはずと思うのですが、前のときより痩せていたので、もっと痩せたら受け付けなくなるのではないかと思ってしまったのです。
その日お昼ごろ、なんか元気ないなぁと思っていたら、そのまま何も食べず、(人間が寝込んでトイレとかに起きたときのように)歩かせるとちょっとふらついたりしたので。
その日こほっと軽い咳は数回していました。
食べさせたときは前と違って嫌がったのですが、他の病気だった子はみんな嫌がったので、この子も体力が落ちているのだと心配するあまり無理に食べさせました。

食べさせて２〜３０分ぐらいはおとなしく抱かれていました。
そうしたら突然｢くぁー｣と苦しみのた打ち回って手を倒れて手をぐるぐる回したりしてぐったりしました。
胃から吐いたのではなく口に残っていたフードを出した感じでした。
呼吸はしていて、しばらくすると自分で起きようとしました。
立ち上がれはしなかったのでそのままベットに連れて行くと、しばらくして放尿。
その頃から足や手はこわばっていたようです。
最初は頭を動かしていたし、目をぱちぱちるするのもそんなに気にしませんでしたが、実は足も痙攣していて、そのうち目は開いているのに焦点があっていなさそうなことに気が付き、手足を突っ張ったり、尻尾をぐるぐる回したり、死後硬直したように硬くなりました。
そのときはまだ、呼吸はしっかりしていたように感じたし、耳を当てると心音もしっかり聞こえてきました。

フードは前も大丈夫だったメーカー製ですが、アメリカ製だし、餃子事件のこともあるので、たまたま数缶に有害物質が入っていたのでは？という疑いを持ったのですが、今は、「普通は有害ではない物質がちょっと多く入っていてこの子には駄目だったのではないか｣と考えています。