意見交換掲示板過去発言No.0000-200806-41
Re:水頭症について |
投稿日 2008年6月8日(日)17時36分 投稿者 猫夜叉
以前にも同じアドバイスしたか忘れましたが、私自身が水頭症です。 犬も同じかと思いますが、ずい液を生成する組織が炎症していたり、先天的に生成組織の異常があったりでずい液が過剰生成され、頭の中にたまる病気です。簡単ですが。 脳圧が上がると症状が急に現れます。人間の場合、軽い麻痺など色んな形で前症状があると思います。 水頭症は頭蓋骨に穴をあけ管を通し、ずい液を腹部などに逃がすことでとりあえず完治っぽくなりますが、犬には出来ないと思います。 ステロイドが出ているから抗炎症剤でずい液の過剰生成を阻止する目的でしょうか..... 気をつけることは、脳圧が極限まで上がる前に気づいて医師に見せてあげることでしょうか..... そのあたりは獣医さんの指示に従って下さい。 脳圧が上がりすぎるとずい液の圧力により脳組織が死に至ります。風船が頭蓋骨で水がずい液や脳だと思って下さい。でも頭蓋骨が硬いので風船は割れず脳を圧迫するのです。 なので最悪何らかの身体的ハンデを負うことにもなります。私は視野を少し奪われました。 脳圧が上がるとけいれんが起きたりもするので、舌をかまぬようなにかをくわえさせてやることも必要です(人間の対処法ですが) 出来るだけ目をかけてやる事、細かな所に気をつける事が、早期異常発見につながるかもしれません。
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