意見交換掲示板過去発言No.0000-200912-24
Re2:声帯手術について |
投稿日 2009年12月13日(日)13時02分 投稿者 けりーずはうす
様々な方から意見が寄せられていますね。 私も、その犬は不安の塊であろうと想像しています。 この不安を取り除くには、パールちゃんアドバイスのように抱きしめ、受け止めてあげることで安心と愛を与えていただくことも重要です。 それと同時にプロキオン先生のように「リーダー」としての存在感を人が示す必要があるように思います。 トレーナーさんなどにご相談なさりながら、トレーニングを重ねていくといいでしょう。 よく信頼関係を築くためになぜしつけトレーニングが必要なのか、と質問されることがあります。 一言ではいえませんが、たとえばです。 犬に、スワレを教えます。ケージから出すときにも食事の前にも、おやつを与えるときにもボールを投げてやるときにも必ずスワレをさせます。 すると、犬は何かをして欲しいときには鳴くのではなく人のそばに来て座るようになります。 スワッテマテを教える場面があります。 一歩はなれて戻り、犬の周りをぐるっと回って戻り、もっと離れて戻ったり呼び寄せたり。 そうすることで犬は座って待っていれば、飼い主さんは必ず戻ってくると学習します。 インターフォンも同じトレーニング法です。 食事中や遊んでいるときなどリラックスしている時ににあらかじめインターフォンを録音しておいたものを最小音量でエンドレスで聞かせ続けます。 少し不安な音量になったら座って待たせ、静かにしていたら「大丈夫だよ」となで続けたりおやつを与え続けるのです。 ピレニーズも使役犬です。 トレーニングという仕事を与えることで本来の人に信頼され、役に立っているという思いを引き出してやることで落ち着いてくるのではないでしょうか。 しかしね、これは一長一短には行かないことです。 4年という時間間違った行動を固定されたのですから同じ時間だけかかる可能性があるという覚悟をお持ちください。 機械のようにこれを直せば即こうなる、というものではないのですから早急な結果が必要ならば、別の答えを探す必要があるかもしれません。
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