海が好きさんからレスが付いておりますが、獣医師として病気のことを。

「パテラ」とは「膝蓋骨（しつがいこつ）脱臼　パテラ　ラグゼーション」という病名の通称です。
病気の説明としては合っていますが、成長と共に治るという認識はありません。
どちらかというと、子犬時代にははまっていたものが成長と共に外れてしまう場合が多いです。
グレードによって手術が必要な場合があります。

次に「ソケイ」とは「鼠径ヘルニア」という病名のことだと思います。
これは、鼠径部という腹部と後ろ足の付け根の皮膚の下の筋肉の隙間が大きく
その穴から腹部の脂肪（多くはこのパターン）や膀胱、メスの場合は子宮が脱出する場合があります。
ただし穴が小さければ成長と共に塞がる可能性もあります。
穴を塞ぐ手術は、程度により検討します。

もう一つ。
小型犬と一括りに言っても犬種の特異性があります。
ダックスやジャックラッセルテリアを代表とするテリア種などの元は猟犬やそれを小型化した犬種というのは
運動量も必要です。十分に運動を満たしてあげなければ、吠えたりいたずらを繰り返したりの「問題行動」を起こすこととなります。
そうなれば、お互いに不幸なことになりますね。
「どんな犬種でもいい」ではなく「生活スタイルに遭う犬種」を探すことを念頭に置かれてはいかがでしょうか。
そういう努力が犬も人もしあわせなドッグライフになると思いますよ。