イヌ掲示板過去発言No.1100-200404-120
能書 |
投稿日 2004年4月22日(木)02時22分 投稿者 はたの
「能書」は、畜主の判断に優先するものでしょうか。 私にはそうは思えません。 イヌ用ではない薬(イヌの〈その症状向き〉ではない薬)を使わざるを得ないこと、しばしばあります。イヌネコ以外ならはそうしたケースはさらに多くなります。能書的には「そんな使い方は責任持たんよ」な使い方をせざるを得ないこと、稀ではありません。 適切なインフォームを得ているのなら、畜主が判断してしかるべきです。能書は畜主の判断のに資する参考資料であり、畜主の判断に優先するものではありません。 事故の後に裁判でどうなるかは別として、その時のその動物の生死に関わる責任を追うのは製薬会社でなく飼い主ですから。法的縛りのある狂犬病ワクチンはともかく、それ以外は、射つ射たないも畜主の判断事項ですから、どうするかにおいておや。 免疫獲得不良の可能性についても、もとよりワクチンは絶対確実なものではあるまいよと思えば・・・ね。 ここまではBig1さんに反対、りんママさんに賛成。 以下はりんママさんとも逆。 ウチでは狂犬病と5種混と同時に射ってもらってます。 りんママさんのいわれるリスクも判りますが、それが、「ついうっかりリードを離してクルマに轢かれる」などとの相対的な比較において意味があるほど大きいとは判断していないためです。 仮にある個体がワクチンで不調を来すのなら、法に反して処罰されるかもしない、人に迷惑をかけて非難されるかもしれないというリスクを負ってでも、接種そのものの可否を検討するでしょう。 むろん、2度に分ければなお安心というのには反対しません。必ずそうせにゃあかんというもんでもなかろうよ、というだけで。 ヒトのワクチン云々はあまり参考になりません。相手も違いますし、どんなワクチンかも違いますし。狂犬病とn種混合と分けても。n種混合のほうは3〜7種を同時に入れます。ヒトの場合でも、何と何とはどのぐらいの間隔をあけるべとしというのは絶対ではなく、時代やら必要性やらによってある意味融通無碍です。リスクの量の問題で質の問題ではありませんから。 |
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