理論的な基本を少々。

　誉めてしつけるほうがいい、のは確かですが、鵜呑みにするのは・・・
　親犬のしつけかたを考えてみてください。トイレの失敗に怒ることはありません。従って、ヒトも叱ってはいかんのです。
　が、しつこい飛びつきなどについては親犬、怒ります。ですから、ヒトも叱っていいんです。

　食事の時隔離するのはしつけの機会をみすみす見逃しています。いずれ外で食事しようって時、困りますよね。食卓に来たらノーという、しつこくならマズルコントロール、なおメゲないなら横っ面をはたく、でいいんです。少し親切にするのなら、ヒト語でノーといった後、イヌ語で唸ってやるとか。

　掃除機。
　自己強化性強化子とか行動内在強化とか（重要なわりにあまり注目れてこなかった概念なので用語は不安定ですが）いわれる行動のパターンの場合、無視しても無意味です。ヒトからの報酬がなくっても消去手続きにならないので。

　オスワリｅｔｃ。
　少し急ぎすぎかなって気がします。
　コイが大きな合図でないと来ないとか、特に。
　相手が従わない命令はしない、のがコツです。言い換えると、確実に来そうな時だけ命令するんです。確実に来そうな時が少ない場合は、確実に来そうな状況を作ってやります。
　また、合図なしで、来たら誉める、誉める合間に合図の言葉を強調して言う、のも一案。
　御飯のときに待てないのはちょっとボタンのかけ違いがありそうな。
　親犬と一緒なら、最初に待つことを覚えるのは、食事ですから。マテといつても鼻を出すようなら唸ってみせる、鼻面はたく、などして追い払い、しばらくしてから「ＯＫ」と。

　興奮時にペニスが包皮から露出するのは正常です。