これは日本のペット販売事情を如実に反映した、問題のひとつではないでしょうか。今、環境省が作成しつつある、ペット販売業者への規制のひとつにも挙げられていますが、生後６０日を過ぎるまでに親元から放されてしまう事の弊害と思われます。また、まだまだ日本には「パピー教室」がシステム化されていないので、生後半年までの大事な時期に、ほとんど他犬と接触がないところにも問題があるようにも思います。結局、飼い主さん側が積極的に犬と遊ばせられるようなところに連れて行く必要があるというのがこれができない原因でしょうね。また、いわいる「家庭犬訓練士」が不足していることも要因のひとつですね。欧米式の「ほめる」やり方の訓練士さんは家庭での問題が生じた時に、叱ったりすことで押さえつけるのでなく根本を探って、解決に導いてくれるのです。私の地域は田舎なので、まだまだ、この方たちが少ないのです。もちろん、あまり知識もなく、飼ってからも知識を得ようとせずに犬を飼ってしまう飼い主さん側にも、問題がある時も多いように思います。これは日頃私が感じている、個人的な意見が多分にあります。もしも気分を害されたがいらっしゃったら、一方的に意見を述べた事をお詫びいたします。