ネコ掲示板過去発言No.1200-200804-31
Re:Re:>みぃママさん 「乳腺腫の手術」 |
投稿日 2008年3月17日(月)12時16分 投稿者 プロキオン
胸部の乳腺腫となると、肺へ転移してしまっている可能性が高くなりますから、手術をしないというのも選択肢の1つではあります。そのためか、手術を希望されない飼い主さんもおられますよ。でも、一旦手術しないと決めていたはずなのに、やっぱり取ってくれというのも、また多いです。 これは、乳腺腫が大きくなってしまって、中心部から自壊して化膿してしまい、膿が排泄されるようになってくることがあるからです。この状態を飼い主さんとしては見るに見かねてしまうのでしょうね。 炎症をともなった乳腺腫は、転移する可能性が極めて高いので、本来であればこのような乳腺腫にはメスをいれるべきではないのですが、「今の現状を何とかして欲しい」という気持ちもわかりますね。腫瘍学の本筋から外れてしまう手術となりますが、飼い主さんのためには意義があると考えています。 結果としては、意味がなかったように見えるかもしれませんが、乳腺腫の自壊に遭遇しなくて済んだと考えれば、猫にもみぃママさんにも良かったのかもしれませんよ。悪い事ばかりではなかったのかもしれません。 >猫や犬の場合、傷跡が残る残らないは問題なのでしょうかね。時間が経てば、いづれ体毛で隠れてしまうのでは?と思いますが。(笑) いかにもおっしゃられているとおりなのですが、犬や猫においても傷跡がきれいなのにこしたことはありませんので。 それと、ささやかながら、獣医師の技量を表わすことにもなりますので、その点は少しばかりですが、こだわってもよろしいかと。 >☆プロキオン先生のお宅のオカマちゃん、ぁ、失礼!尿路結石ちゃんのご回復祈っております。 お心遣いありがとうございます。
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