スミレさん、初めまして。そしてななえさん、皆様にも初めてお目にかかります。

繁殖の為に同居させている場合、交尾を終えた雌が、妊娠しているかいないかにかかわらず雄に対して攻撃的になる事はよくあります。
しかし、今回お話のプディングちゃんのケースでは、元気や食欲がなく目やにも出ている事を併せて考えると、健康状態に異常があり、防衛本能から他の個体に対して攻撃的になっている可能性も考えられます。
ハムスターは食物連鎖の底辺に属する動物です。捕食される側の本能で健康面に異常があっても極力表に現さず隠してしまう性質を持っています。ですから、明らかに行動がおかしくなったり、ぐったりした状態の時はすでに病状が進行している事が多々あります。
ハムスターの病気の治療は早期発見、早期治療が原則です。
ちょっと乱暴な話ですが、病気のハムスターを１日様子を見るという事は、人間だと10日以上様子を見ているのと同じ位だと思ってください。それだけハムスターの病気の進行は早い事が多いのです。
ネットのこちら側からはどのような病気なのかの判断は難しいですが、現状文面からは健康面に何かある可能性を強く感じます。

理由も判らず、どうしていいのか判らないとの事ですが、飼い主として出来る事はそう多くありません。
まずは１日も早く病院に連れていく事でしょう。病院で診察を受ければその理由も判るのではないでしょうか。取り越し苦労であっても勉強です。
全く食欲が無い様であれば、病院に連れていくまでの一時的にですが、蜂蜜をぬるま湯で溶いたものや砂糖水、人間用のカロリーメイトゼリーなど、エネルギー変換効率の高いものを体力を落とさない為にあげてください。
可愛い我が子のシグナルを受け取り、守ってあげられるのはいつも側にいる飼い主だけです。
ハムスターはお腹が空いても、暑くても、具合が悪くても、何も言わず狭いケージの中で飼い主が手を差し伸べてくれるのをいつまでも待っているんです。
スミレさん、頑張ってください。そしてハムちゃんが大したことなく元気になりますよう。