ウサギ掲示板過去発言No.1500-200503-51
イアンさん |
投稿日 2005年3月17日(木)00時51分 投稿者 チーママ
やっぱり男の子でしたか。どうもアナウサギの習性から言っても 男の子のほうが自己主張がハッキリしている気がします。 さてお問い合わせの積極的にか常套手段でか、と言う事ですが。 先輩の着衣を借りたのはグッドアイディアのテストでした。 着衣では怒らなかったのですよね。手の匂いを感じて反応した。 という事は残念ながらイアンさんは今のところ、くるじろう君に 「こいつキライだ!」って認識されていますね。 そしてくるじろう君は、かなり自己主張のハッキリした男の子らしい 男の子のようです。きっと1歳は過ぎていますよね。プライドも高い 子だと思いますよ。 もうしっかり男です。この場合は根底に信頼関係がない場合は よほどウサギの扱いに慣れていなければ強攻策は取れません。 取れる手段はただ一つ。懐柔策です。 プライドの強い男を手なずけるコツは「飴と飴」ですよ(爆) 出来れば餌やりは、院長先生以外はイアンさんだけがするといいです。 ええもう「あいつはご飯をくれるヤツ」と認識させるのです。 それも必ず好物をトッピング。ドライニンジン。リンゴ。イチゴ。 このあたりは我が家の大好物。量は少量でもいいのです。 ますは餌で釣る。手渡しで食べてくれればなお良い。 食いしん坊君だとやりやすいですね。 「プライドとおいしいもの」さてくるじろう君はどちらが大事?(笑) 次にナデナデ攻撃。ほんの一部からでかまいません。 まずは長くなでられるようにする事。他の部分はその後です。 目標は「コイツはいやな事はしないらしい」と安心させる。 うっとりした表情をする。頭を低くする。耳に力が入っていない。 こうなれば第一段階クリアです。 ナデナデの第二段階は「頭をなでているうちに、ちょいと首に手が行った」 これでビクッとしたら「ああ、何でもない何でもない。イイコイイコ」と 頭に戻る。この繰り返し。人間の肩をもむ感じになでさせるようになったら、 あとは徐々に範囲を広げる。 何をするにもお話してくださいね。小さな子供に語りかけるように。 「くるじろう オハヨー。いい子にしてたかな。お腹すいたでしょう。 ほらニンジンあるよ。コラコラぶうぶう言わないの。 くるじろうは良いうさぎさんでしょう」 「なでなで。いい子だねぇ。気持ちいいね。なんて柔らかいのかな。 頭ナデナデ。いい子さん。くるじろうはおりこうウサギさん」 てな感じです。変だと思いますか?(笑) これが案外伝わるんですね。こちらのリラックスした気持ちと やさしい穏やかな気持ちが動物に伝わると、相手も警戒を解きます。 一頃この掲示板でお話に出た「歌を歌う」という手もありです。 私良く歌っていますもの。子守唄の調子で、 「シミちゃんはいい子〜♪シミちゃんはいい子〜♪素敵なシジ〜ミは おりこうなウサギさん〜♪今日もいっぱいあ・そ・ぼ」 「ユキユキちゃんはおりこで、なんてきれいなうさぎさん♪♪」 はい、いきあたりばったりの歌で結構です。 会話は成り立たなくても、動物には人間の言葉の調子を読むという事が 出来ます。特にウサギは捕食される側だけに、相手の状態を機敏に読み ます。常に神経を相手に向けていますから、急な動作も禁止です。 部屋に入るにも声をかけながら。世話をするのも「トイレきれいにしようね」 「牧草食べなさい」「お水を取り替えるよ」「ハイハイどいて、お掃除だよ」 って具合です。信頼関係は餌と会話から、ですよ。 がんばれイアンさん!! |
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