獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200607-99

ケトアシドーシス
投稿日 2006年7月17日(月)01時56分 投稿者 チーママ

うーママさん
本当なら血管への直接注射が良いのでしょうが、時として血管が細すぎて
針が上手く入らない事があります。
そうしたときは皮下注射しかないでしょう。
ウサギの皮下はルーズになっていて、かなりの液が入ります。
それが徐々に体に吸収されて行きますので、場合により皮下注射による
補液も使われます。通常術後や以前のユキのショック状態の時のように
時間をかけて徐々に吸収させたい時に使われますが、今回は次善の策と
言う事でしょう。
アシドーシスの場合は入院点滴による長時間管理が良いようにも思うの
ですが、常時監視出来ない時はその限りではないのでしょうね。
あまり動かないなら、留置針は出来ないのか聞いてみてください。
これは静脈にやわらかい針を刺したままにして、いつでも点滴できるよう
にするものです。それなら日に2回でも出来るでしょうし。
うつらうつらとこん睡状態なのは、アシドーシスが続いているせいでは
ないでしょうか。獣医さんも一生懸命でしょうが、ウサギさんの腎臓肝臓
の状態によっては、なかなか思い通りには改善できないのかもしれません。
糞が出ないのは食べていないせいでしょうし…
うーままさんはがんばっていらっしゃいますよ。出来る事はみなしてあげて
いると思います。後はウサギさんの力を信じて、獣医さんと密に連絡を
とりながら治療に専念するしかないと思いますよ。
がんばれ!!ウサギさん

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。