獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200610-3

Re.はじめまして
投稿日 2006年10月1日(日)20時43分 投稿者 チーママ

hanaさん ようこそいらっしゃいました。

ウサギさんが生後6週過ぎに来るというのは、良いブリーダーさん
だと思います。(きっちり離乳してから母親と離すことが大切です)
さてお尋ねのペレットの虫ですが、大き目の密閉容器があれば
問題はないかと思います。
反対に虫がわくほど長くペレットを置くこと自体が問題です。
開封しなくとも、開封すればなおさら、ペレットの栄養価も落ち
ますし、品質も変わってきます。
ですから多少高くても、小袋をお買いくださいね。
それでも多い時には、購入して開封したらまず、密閉できる小袋
に分けてしまいます。そして密閉容器に入れるなりして使えば
完全ですね。

それより、できるだけ牧草を食べる子にしてください。
出来ればショップやブリーダーさんのいるうちに、牧草を食べる
子にして欲しいものですが、管理上、ペレットを使うところが
ほとんどです。
ブリーダーさんのところからなら、よもや先天的不正咬合の子は
出さないと思いますが、いろいろな事からあとで不正咬合になる
事もあります。
ウサギ飼いさんが一番騒ぐ「不正咬合」と「毛球症(食滞)」を
防ぐには、やはり牧草主食が一番かと思われます。
栄養を補助する為にペレット、というのが一番医者知らずのような
気がしますよ。
またペレットは柔らかいもの(ハード表示でも水分をたらすとすぐ
ふやけるもの)をお勧めしたいです。
もっとも、おウチに迎えた時は「必ず今まで食べていたもの」を
与えてください。メーカーや商品を変えてはいけません。
6週〜8週の子ウサギは、母乳で与えられていた防菌作用のもの
がなくなり、一番お腹を壊しやすい時期です。
お腹を壊す一番の要因は、環境と食べ物の変化です。

手始めに必要なのは、
ゲージ・吸水ボトル(水入れ)・餌いれ・牧草いれ・トイレ
ペレット・牧草
です。
お部屋を自由に遊ばせるのでなければ、サークルも良いかと。
お部屋で放すなら、ウサギが出る部屋のコード類は、家具の
後ろに隠す・モールに入れる・カーペットの下に敷く・上に
配線しなおす、など準備をしてください。本などもかじります。
植木もかじります。ウサギの視線になって、かじって困るもの
がないように、もぐりこむ所がないように準備してくださいね。
ほかは徐々に様子を見ながら、そろえれば良いでしょう。

そして一番大事なのは、獣医さんを見つけておく事。
出来ればお迎えして1ヶ月以内には健康診断していただくと
良いでしょう。そしてその子を育てる上での注意事項などを
お聞きになると良いですよ。(我が家では1週間以内に行きますが)
ショップやブリーダーさんにかかりつけを聞いても良いでしょう。
その他は下記でなど、ネット検索も良いでしょう。
「ウサギも診れる」ではなく「ウサギを診れる」獣医さんが
見つかると良いのですが。
http://www.usagi.cn/
http://www.tama.or.jp/~ritsuko/eye/eye-j7.htm

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。