獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-199901-67

ヒヨドリでお世話になりました
投稿日 1999年1月23日(土)12時48分 飛田浩一

こんにちは。ヒヨドリの件で大変お世話になりました。
先日(19日火曜日)夕方、遅蒔きながら病院に連れていきました。
受付窓口でいきなり『診察ですか?保護ですか?』と聞かれ面食らいました。
診察なら治療後、放鳥できる状態までウチで飼うことに、
保護ならそのまま病院であずかって放鳥してもらう、と解釈して
保護してもらうことにしました。
 診察の結果はやはり骨折で、私は全然気が付かなかったのですが、
外傷もあり、出血のあとがありました。治療は簡単な(失礼ながら)
テーピングで終わりました。2週間ほどの固定で骨は治るようなのですが、
飛べるようになるかと訊ねたところ、『飛べるようになるのと、野生の生活が
できるというのは意味が違う』といわれました。
 たしかにある程度飛べるようになっても、餌をとることができるか、
外敵に襲われたとき逃げることができるか、他の鳥とコミュニケーションが
とれるか等々不安材料は沢山あります。それらが無理であると判断された場合は
病院で飼育する事になるが、できれば私が飼うのが望ましいといわれました。
 数日間ながらもウチにおいて、かなり愛着もわいています。
飼いたいという気持は強いのですが、ヒヨドリほどの鳥になますると
かなり大きい小屋が必要だといわれました。アパート住まいなので、
これはかなり厳しい問題です。野鳥を飼育する知識も皆無です。
 病院の方で里親探しもしてくれるそうなのでそれなりの知識、経験、設備を
整えている人にお願いするのが最良の道だと思います。
 心配ばかり先走りますが、2週間後にヒヨドリの状態をみてからのことです。
元気に飛び立ってくれることを望んでいます。結果をお知らせします。
 文末になりなしたが、親身になって下さった日向さん、しまこさん
ほんとにありがとうございました。

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