鳥類掲示板過去発言No.1700-200012-88
ペットヒーターによる保温について。 |
投稿日 2000年12月18日(月)09時44分 GO
けっこう頻繁に登場する話題ですので 詳しく知りたい方は過去ログを参照してもらうとして、 ちょっと気になることを。 以下は健康な鳥さん(ごく一般的な飼鳥種)の場合です。 鳥さんは恒温動物ですし、 しかも通常の体温が40度ちょっとありますので 寒暖の差に弱いとされています。 日本の家屋については南向きの窓際でガラス越しの場合 日中で軽く30度前後まで達しますし 逆に夜間は10度を下回ることもあります。 そんな環境で体温40度をキープすることは あの小さな体にとって大変な負担です。 ですから環境温度差をなるべく一定にするために保温をするわけです。 室温を設定してエアコンを一日中ONになさっている方もいるし ヒヨコ電球にサーモスタット(温度を設定して自動的にオンオフする) をつけて一定の温度に設定している方もいます。 現在の飼育法では健康な鳥でも常時25度前後をキープするような 考えが主流だと思います。 (ちなみに我が家は冬でも最高で28度、最低24度キープです) ですから、飼育環境、1日の最高最低温度によって 各々で保温設備は変わってくると思います。 まず、ご自分の鳥さんのカゴをおいてある場所の 1日の最高温度、最低温度を把握して (記録するのに最高最低温度計という便利な物もあります) なるべく1日の温度差をならすような保温を考えてあげて下さい。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |