爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-200012-57
クーリング・・・みたいな |
投稿日 2000年12月5日(火)22時57分 とこまだしよ
GО さん 冬の過ごさせ方について書いていませんでした。 クーリングにもつながりますので・・・ わたしは現在地方に住んでいまして日当たり抜群、それに加へ一軒やなので 爬虫類部屋をもてる贅沢をしております。 そんなわけで1月 2月でも 天気の良い日は軽く25℃以上、夜中でもその 部屋は15℃を下回ることはまずないという状態です。 フトアゴも最初はそんなに積極的に繁殖をねらっていた訳ではなく、棲息環境 から結構寒いのも耐えられるな、とヒーターも周年使わず、昼間にスポットのみ を使うだけで飼育していました。勿論パワーUVは使います。 さすがに冬場は食欲は下がりますが、天気の良い日は部屋の温度もぐんと上が るので 結構コオロギも食べてくれます。 クーリングというのはこんな風にマイルドなもの(夜間温度が下がる。)から、 もっと温度を下げ活動を押さえ込むぐらいまでシビアーなものまでさまざまです。 ちなみにうちのトゲオアガマは 昼間もスポットを点けず休眠状態にします。 アメリカのフトアゴのブリーダーは、もっと温度を下げるクーリングを紹介して います。 わたしは今回GОさんに繁殖におけるクーリングについてご質問をいただくまで、 漠然と繁殖にはクーリングが必要だと思っていました。 しかし良く考えると、オーストラリアと日本では季節が逆転していること、2月 の終わりぐらいから産卵を始めるのですが、発情がはじまる1月終わりから2月 のはじめにそれを刺激する、たとえば温度を上げるなどという刺激はないこと など、どれほどクーリングが繁殖に影響しているかわからなくなりました。 一番は周年加温して温度を一定にすればよいのですが、わたしは学者ではない のでやったことがありませんし、やる気も今のところありません。 だれか周年加温して、発情するかどうか経験ある方いないですかね。 繁殖行動が光周期に関係している割合が強い可能性もあります。 日照時間が長くなる、というだけでなく日照時間の変化が関係する可能性も・・ と言うのも、アカアシもヒョウモンもギリシャもセレベスも 初夏より夏の終 わりから始まることがおおいのです。 アレ・・・クーリングから話がずれてしまいました。 なんか考えがまとまらないうちに投稿してしまいました。 これらのことは話し出すと話は尽きません。 奥が深いというか、なにも分かっていないというか・・・ |
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