爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-200406-116
やもり補足 |
投稿日 2004年6月29日(火)16時40分 投稿者 はたの
この時期ならば餌としては野生昆虫、特にガがお勧めです。偶然にイラガを選んでしまう確率はきわめて低いので毒蛾の心配は要りません。 GOさんが書かれているようなシンプルなケージにして、数を数えてガを放り込み、数が減っていないか、床に羽が落ちていないか、ヤモリが糞をしていないかを、できればケージに触らずに観察してみてください。 爬虫類の場合、口の側に餌を持っていくといった世話は逆効果になる場合がほとんどです。生まれてこのかたそんなことをしてもらった経験はないわけで、おびえて当たり前ですから。同様の理由で大動物の振動は怖いものなので、ケージに頻繁に触れるのもよくありません。日光の当たらない薄暗いところにおいてあるのなら、現在の気候ですから、餌を食べはじめるまでは給水も控えめでよいでしょう。行うとしてもヤモリのそばに水滴を・・・などと意図されず、プラケの小さいふたをそっと開けて吹くだけ、ぐらいに。 鳥や哺乳類と違いますので、かいがいしくお世話してあげるのがいささか難しいのです。自力で食べられる環境作りをするか、濃厚なケアをするのなら一足飛びに強制給餌や補液・・・となってきます。 読む限り深刻ではなさそうですので、しばらくは静かにしておいてやるのがよいかと思います。ただ、純粋に生存率を考えるのなら、もとの場所に放すのが一番かもしれません。むろん、ペットとしても好適ですから、これをご縁として飼育されようと思われているのでしたら止めるつもりは一切ありませんけれど。 もう切れてしまったとのことですけれど、どんな傷だったのかよろしければ詳しくお知らせいただけませんか。ヒヨドリに襲われたのかも、などと思っています。 |
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