馬・ロバ・ポニー掲示板過去発言No.2200-200212-91
Uji 先生へ |
投稿日 2002年7月19日(金)07時14分 sutemaru
近くに競馬場がある場合、大体そちらの先生が出張して下さるケースが多いと 思います。 それ以外ですと、動物園の先生や、馬を診る開業の先生などがあると思います が、馬専門だけでは一般の開業では経済的になかなか成り立たないと言う事が あると思います。。 乗馬馬は、持つだけで費用がかかりますから長期の治療となるとそこまでして 治していこうと言う意志を持つ方と、そうなったら他の馬に変えようと思う方 に別れると思うのですが、後者の方が多いと感じます。 勿論、競馬馬だって費用がかかりますが、ちょっと自馬として持つ時のニュア ンスが違うと思うのですね。 乗馬馬は自分が乗りこなせるかどうかもありますね。 ある意味、それをお仕事にしている方は費用もお仕事の内でもありますから、 お金をかけて治す方法と、お金がかかるなら出してしまおうという方法しか無 いようで、余程の名馬で無い限り出されてしまう方が多いと感じます。 治療中でも思いっきりする事が出来ないと言うのも現実で、その為にあちこち 回されていく馬の状態は慢性化してゆくものが多いと感じます。 馬を扱っている方は大体馬を把握している方ですから、急性の場合の対処は出 来ないと駄目でしょうし、できる方が多いです。 馬の先生が何処にでもいるようなアメリカ等と違い、日本では待っていたら手 遅れになりますからそこのスタッフが処置を出来ない所は恐いと思います。 競馬馬は早期発見と治療ができる所に住んでいますから、乗馬馬と比べると本 当に恵まれているとも思います。 ただ、仕事の内容が違いますし(馬のね)、年齢も全く違って来ますよね。 乗馬馬は年齢的な問題と、乗る人の技術の差がすごくある為の障害も多いです ね。 また、馬場馬と障害飛越馬との病気にも違いがでてきますね。 そこのクラブで悪くなったと言う事もありますが、回されて来てたまたま治療 をしてもらえる環境に来れたから、治療が受けられるという場合が多いのも事 実だと思います。 その辺が辛い所です。 |
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