野生と自然掲示板過去発言No.4000-200205-37
説明ありがとうございました |
投稿日 2002年5月16日(木)22時54分 京子
早速の詳細な説明、有難うございました。 病理学的なことはともかく、非常に感染力が強く、また広く蔓延している ものであることはよく分かりました。私自身は猛禽を預かったことはないので 鶏肉を使ったことはありませんが、与えている場面はたびたび目にしています。 鶏頭を使うことが多いようですが、内臓と同様に、やはり危ないのでしょうね。 初歩的な質問で恐縮ですが、他の獣類の肉を使うべきとありますが、獣類の 肉にはそのような危険性はないのでしょうか。人畜共通感染症がある以上、 鳥類と獣類の間で共通に感染する病気もあるかと思うのですが……。 また、感染経路ですが、「ウイルスの核酸は塵埃やパウダーとともに飛散する」 ということは、直接口にしなくても感染しうるということですか? たとえば、病気の鶏を食べて感染したあと、野に放された猛禽がいたと します。すると、その周りにいる野鳥たち、植物食のものにまで、感染が 広がる恐れもあるということでしょうか? 私は傷病鳥獣の救護については、いろいろな面でそれなりに意義があると 信じて関わっております。しかし傷病鳥獣の諸問題について知れば知るほど 考えさせられることが多く、いかに難しい問題であるかということを痛感 させられます。同時に、いつも情報量の乏しさも感じています。今までは それぞれの県で、行政にしろ個人にしろ、独自のやり方でやっていたと 思いますが、そろそろ全国的に情報交換をすべき時期なのではと思います。 幸い今、傷病鳥獣に関わる人たちのMLができておりますので、そこでも 注意を喚起し、このBBSを見ていただこうと思います。 |
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