野生と自然掲示板過去発言No.4000-200406-105
野生動物の保護 |
投稿日 2004年6月25日(金)21時14分 投稿者 kero
先日傷ついた子カラスを保護しました。市役所の環境課にといあわせたところ「自然にほうっておいてください」とのこと。行政センターに問い合わせたところ「目ざわりだったらダンボールにいれて。死んだら生ごみで出せますよ。県の方針で有害と認定されていますから対応しませんよ」と冷たくいわれ、それ以外なにもしてくれませんでした。 カラスは、公園の子供たちが集まる場所におりかわいそうに思った子供らがなにやらえさをあたえていました。病院にいき今は実家で放鳥にむけて保護をしています。 先日知人が、傷ついた狸を市に報告したところ取りに来た業者の方が「こういうのここでは大体いつもしまつしちゃうんだよねえ。」といっていたそうです。 有害認定されると、こんなにも対応がことなるものでしょうか。同じ生き物で、人間がつれてきて、勝手にすてたり、ごみを放置したりして増えてしまった動物につみはないのに・・・。 地域によっても対応が異なるようです。他の県のボランティアの方にきくと地区によっては公的な窓口から保護団体、各個人ボランティアなどへのネットワークがあるといっていましたが、調べてみると私の地区は充実していないようです。個人的に、保護するだけでなく、ネットワーク作りのために自分のできることはないか調べています。子供たちに「人間のせいで傷ついた動物は人間の手で保護して自然に帰すのだよ。」と自身をもって説明できる世の中を願っています。 |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |