動物の愛護掲示板過去発言No.6000-199910-55
醜い事はもっと罪 |
投稿日 1999年10月12日(火)20時41分 T.S
私は夢枕獏の大ファンで彼の書く小説やエッセイをほとんど読ましたが他にこの問題について書いてはいませんでした。という訳で登場人物の一つのセリフだけで判断は出来ないので命について彼が何を考えているのかは分かりません。ところで皆さん彼の本読んだ事有りますか?格闘技が好きな方は必見ですよ。私が一番好きなのは餓狼伝1巻〜11巻、今漫画で出てる奴の原作です。 さて本題、くまこさんへ。あなたが虐待をしたくない、命は尊いと思っている事は良く理解できましたが出来ればその理由を書いてくだされば嬉しいです。それが当初からの私の望みですのでその辺よろしく。ちなみに生命も複雑では有りますが物理現象ですよ。 「一般にすべての生命には〜意義がありますか?」 あの……これは前回のあなたの「人間も、動物も、魚も植物も、すべて平等に尊いと思っています。知能が高い類人猿や鯨やイルカが マウスやてんとう虫より尊いというわけでもなく。」と言う言葉に対しての質問だったのですが……どうした事でしょうか…… 「動物のいのちもなぜ尊いのか、「論理的」に説明することなんてで誰にもできないのではないですか?」そのような事を言われると私はここを出て行くしかなくなってしまうのですが。私は何事にも必ず普遍的な理由が有ると思っているのでそれを知りたいだけです。何故人間を殺してはいけないのかという質問に対する合理的な理由があるなら知りたいですが本筋ではないので止しましょう。私の考えでは可能性という点ではアインシュタインも私も等しい(はず)という理由でどっちを殺すべきかは言えないと思います。「あなたがおっしゃるように〜ということになりませんか?」彼らもきちんとした教育を受けて余裕の有る生活が出来れば色々な物を生み出せるでしょう。同じ人間である以上そうなる可能性は充分あるので「だからそういう国がどうなってもいいんだ」とはなりません。でも動物はどんなに訓練しても人間を超えられません。ついでに言えばどんな物であれ潜在的に何かを思う事や主張する事自体に問題は有りません。それが正しいかどうかは別ですが。問題が生じうるのはその考えを基に何かをしようとした時です。「抵抗できない〜大きな問題なんですよ。」というのは納得できます。人間同士の争いや差別を無くすために動物を殺す事をタブーにしておこうという事が命を尊いとする理由なのかも知れませんね。ただ前に書いたようにその考えが機能してるかどうか、動物をないがしろにする考えが差別や選民思想に本当につながるか物なのかどうかというのは知識がないので疑問です。でももしこれが立証されたら上の考えが答えであるといえますね。 「人間と動物が違うのは〜いいと思いますか?」 過剰に物を生産し、それを一気に消費するというのは人間独自の行動でありそれが文化を生み出しているという事も有ります。(パンツをはいたサル;栗本慎一郎著) そのために途上国の人を犠牲にして良いはずは有りませんがこれは別の問題です。過剰な生産、消費という行動自体に問題が有るわけではありません。 Dr.Peaceさんへ。安心しました。私もなにもここにいる人をやり込めて楽しもうなぞとは毛頭思っていませんので色んな人の意見を仲良く聞ければ幸いです。とりあえずくまこさんのご意見から答えらしきものが見つかった気もしますし。ただ全部にレスはつけられないので悪しからず、それと疑問が解決するか皆さんの興味が無くすかしたら私はすぐいなくなるので、他の話をしたいという方は私に構わず行ってください。それで件の質問ですがこれはひとえに私の理解力不足ゆえなのですがまだ分かりません。申し訳有りませんがもう一度ご説明をお願いしたいです。命を軽んじる事ができる人がいるからこんな話が出てきた気がするのですが。(ってゆっても3日後か。) 今回はこの辺にして次回はMichellさんの意見に従って私の経験を書こうと思います。とりあえず言っておくと私はかつてのMichelleさんと同じ生物学を選考している学生で、白状すると毎日芋虫を飼育して解剖してます。 |
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