動物の愛護掲示板過去発言No.6000-199910-57
お答えします |
投稿日 1999年10月13日(水)17時09分 くまこ
>あなたが虐待をしたくない、命は尊いと思っている事は良く理解できましたが出来ればその理由を書いてくだされば嬉しいです。 「私が他の動物に 虐待されたり無意味に殺されたりするのはイヤです、だから私も動物にそのようなことは絶対にしません。 虐待が罪だと思うのは、イヤがることをするのは対象が人間でも動物でも罪だと思うからです。」 前回の私の投稿をそのままペーストしましたが、お分かりいただけましたでしょうか? なぜ命が尊いのかというと、「動物も植物もすべての命は尊い、創造性や知性はこの価値の基準ではない」と書きましたとうり、その存在が尊いと思っているのです。 なぜ、の根拠になる理由はありません。 >ちなみに生命も複雑では有りますが物理現象ですよ。 そうですね、しかしこの議論の場合、同じ物理現象であっても、生命と燃える炎は同列に扱えないのでは? 貴方のおっしゃる「一般にすべての生命には平等の価値が有ると言われている」というのは 私の言う「人間も、動物も、魚も植物も、すべて平等に尊いと思っています。知能が高い類人猿や鯨やイルカが マウスやてんとう虫より尊いというわけでもなく。」 とは違います。言葉が足りなかったのかもしれませんが、人間も動物も、いのちは尊い、いのちを持つものはすべて尊いという意味で書きました。 でも他の動物と同様、人間も他の動植物を犠牲にして生きていかねばなりません。 その食料として、熊を食べないといけない状況ももあるでしょうし、鯨を食べなければならない状況もあります。 この場合、鯨の方が知能が高いと思いますが、熊よりも、知能の高い、より人間に近い鯨を食べる方が野蛮、というのは違います。 でも、娯楽のために尊い命を殺すこと(=虐待)には反対なんです、熊でも鯨でも同様に。 鯨は知能が高いから苛めたら可哀想、ミミズなら可哀想じゃない、ミミズなら虐待してもいいんじゃないのというのはおかしいと思うんですよ。 この違い、お分かりいただけましたか? >「動物のいのちもなぜ尊いのか、「論理的」に説明することなんてで誰にもできないのではないですか?」そのような事を言われると私はここを出て行くしかなくなってしまうのですが。 出て行く必要なんてないですよ。ここは答えを見つける場所じゃないし、動物好きな人も嫌いな人も自由に意見を述べて、共感するのも反感を持つのも自由だと思います。それって意義のあることだと思いますよ。 第一いのちの問題に、たった一つの答えが見つかるとは私には考えられないのですが。 脳死移植や死刑は是か非か、などいのちにからむ問題に、一つの答えはみつかっていないではありませんか。創造力豊かなエライ人が議論を尽くしても。 貴方の 創造力の有無を判断基準としたいのちの価値観では、上の、熊と鯨の話がお分かりいただけなかったかもしれません、 私の基準には一貫して創造力は入っていませんから。 私の文脈自体は論理的に書いたつもりですが、基準が違うので あなたには論理的に思えなくても無理はないとおもいます、 そもそもこれらのいのちの問題は それぞれの基準が違うんですよ。 私は すべての問題に必ず答えが出るとは思っていません。 だから話し合うのは無意味なのではなく、いろんな意見にふれて、「あなたの」理由を捜せばいいのではないですか? もちろん、私も熱くなるつもりはありませんので、ご安心を。 つづきは明日書きます。 |
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