獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-199910-59

"愛護"って・・
投稿日 1999年10月14日(木)09時10分 Michelle

ココアさん、こんにちは。

>人間の勝手な考えのような気がします。
>「かわいそう」という感情も地位の低い動物に対する憐れみから生まれている
>こともあるでしょう。自分達が有意な立場にいるから生まれる感情なのかも
>しれません。本当は私も心のどこかで、動物より優れていると考えているのかも。

私も最近、特に「愛護」という言葉を使う時に感じます。また「不幸な犬猫」
という表現も時々、心に引っかかります。確かに、散歩にも連れて行かれず
誰にも一声もかけられない毎日を過ごす犬や、産まれてすぐにゴミ置き場に
ビニール袋ごと捨てられる子猫などは虐待されていると思うので「不幸」と
言うのかもしれませんが、いまひとつしっくりこないのです。不幸か幸福か
というのは、各自(各動物)が感じることなのではないでしょうか(自問)

動物愛護活動として、"不幸な"犬猫を増やさないために不妊・去勢手術を
推奨することがほとんどです。これも人間が人間に行なえば(行った過去も
あるようですが)すごい論争が起こりますね。私は不妊・去勢手術を犬猫た
ちに行なうのは最善の方法ではないと思っています。でも現状では仕方ない
と感じざるを得ない・・・というところです。

言葉での表現の仕方よりも、1匹でも素敵な家庭と巡り合えるように行動す
る方が私にとって大切なので、これまで声に出したことはありませんが、
今がその機会かと思って書きました。

※犬猫と限定しているのは、現在私は犬と猫の"愛護"活動に参加している
からです。

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