獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200102-33

飼い主飼育放棄しました。
投稿日 2001年1月31日(水)13時44分 中川 幸江

関東のある地区での出来事です。

猫を拾った飼い主が不妊手術をしないまま飼育、現在20匹(飼い主も把握しきれず)
保健所に持ち込むという話しを聞き、ボランティア数人で保護して里親探しをしています。

詳細は
http://www.hoops.ne.jp/~nekono-ojichan/sanbanse/sanbanse.htm
をご覧ください。

不妊手術もしなかったが、捨ても、殺しもしなかった。

なぜ、不妊手術をしないのか、
私の経験測から判断したことですが、
結局、お金なのです。

いろいろな地域の人に不妊手術の料金を聞きますが、
中には1匹6万円というところもありました。

もちろん、手術の糸代、麻酔代金などピンからキリまであります。
自分が飼っているのだから、高くとも当たり前。
当然です。
でも、これだけ動物が捨てられ、保健所に持ち込まれている現実を考えたら
抜本的な解決方法として、不妊手術の負担を少なくする以外道はあるのでしょうか?

野良猫の不妊手術の活動をして感じることですが、
猫を捨てる人は、猫を飼っている人だけでありません。
野良猫の餌をあげ、仔猫が生まれると場所を移す、保健所に持ち込んでいる人が
少なくないのです。
優しい気持ちから始まったことが、不妊手術をしないばかりに、もっと酷い結果
を招いています。

獣医さんには、「もっと手術の料金を安く」とお願いしても
いつも、わけわからん理屈をこねられ逃げられます。
野良猫は、頭数がはんぱでないのです。
通常の料金で、できる人もいますが、できない人もいます。
(結局できない人の分はボランティアが支払う結果になります)






http://www.hoops.ne.jp/~nekono-ojichan/sanbanse/sanbanse.htm

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。