アイさんへ
動物病院に頼めば安楽死をしてくれるかと言うとふつうはしません。というかさせません。
まず、飼い主の方に里親を捜すように言うでしょうね。どうしてもだめと言うならやれないこともないのですが・・・。
しかし、安楽死とはそんなに簡単にやっていいものでもありません。ましてや別に病気でもない子にする必要は全くありません。
それに安楽死をするのにしたってタダではありません。当然お金がかかります。
次に保健所に連れて行かれた犬の処分ですがこれは間違いなく苦しんで死んでいきます。目にたくさんの涙を浮かべながらもがき苦しみやがて死んでいきます。
さて、何故保健所では安楽死をしないのかというと安楽死の薬は高いからです。
炭素ガスの方が数倍安いのです。それに一度に何頭も処分できるから・・・
死んでいった犬たちの死体はゴミ同然に捨てられていきます。
また、ガスで殺されない犬もいます。ではこの犬たちの処分はどうするのかというと、動物実験に払い下げられます。
つまり、炭素ガスで殺されなければ生き地獄を味わうわけです。
犬の場合、保健所に連れてこられても子犬なら抽選などで飼い主を決めて里子に出すこともあります。
保健所に連れてこられた犬のうち約９割が処分されるようです。残りの一割は運良く飼い主が引き取りに来てくれた子や、里親が見つかった子などです。
猫の場合ほぼ１０割が処分されるようです。
一日も早くこういった動物が減るように飼い主は最後まで責任もって飼う必要がありますね。
半端な気持ちなら飼わない方がいい。その人のためにも動物のためにも。
途中で「飼えなくなってしまった。」というのは無責任です。
動物は飼い主を選ぶ権利はないのだからせめてその動物が幸せに暮らせるようにしてあげるのが飼い主の義務だと思います。
どうでしょうか・・・