あんちょびぃさんの意見は普通に犬を愛し、
普通に飼っている飼い主さんには結構多いのかもしれません。
「何故、無理やり避妊・去勢手術をしなければならないの？」って
思うのも無理ありません。きっと、今、頑張っている愛護活動している方なども
最初はそう、思っていた方もいるかもしれません。（実際、ボランティアの方々は
ほとんどが、普通の主婦の方だったり、一般の人が多かったりするので）

あんちょびぃさんも、１度でもいいので参加してみたらどうでしょうか？
無理に考えを変えて、という意味ではありません。
本当に色々と勉強になります。
私は「断尾・断耳等」は絶対反対ですが、避妊・去勢の必要さは
理解しています。この活動に参加してから、尚の事強くなりました。
もし、時間があったらチャレンジしてみてください。
（もし、もう、活動していましたらごめんなさい）

あと、どちらかで「殺処分をなくす運動をしよう」という投稿を拝見しましたが、
もう、色々な方が指摘されているように、運動「だけ」では
何も始まりません。それをなくすために、「行動」しなければ。
今、里親を探したり、捨てられる子を少なくするために
手術をしたりすることが、今我々に出来る「行動」の１つなんです。
その辺をよくご理解いただきたい。ただ殺処分を無くしただけでは、
何の解決には至りませんよ。

飼い主のモラルの向上や、理解がもっと定着しなければ
今の日本には「保護施設」が増えても解決にはなりません。
もう、すでに意見が多く出ていますが、「私はペットが大好きなのよ」とか
「手術が可愛そうだから、産ませた」という人たちがほとんど「善」だと思い込み、
ボランティアさんの家の前、保護施設の前、病院の前に平気で（というより
いい事をしているつもりで）捨てていきます。
「そういうところに捨てていけば、どうにかしてもらえる」という
勝手な「偽善」で。
現実はもっと、厳しいの！ってことを知らないで（知ろうともしないで）。

愛護活動をしている方々は、少なくともそれを経験しています。
ですから、多少厳しいことを仰るのも理解できます。

それと、一般の方の繁殖にも反対です。
ブリーダー（ここに来ている方は安心ですが）さんですら私は信用していない
人たちが沢山います。動物を繁殖用の道具としか扱わない人も
多く知っています。（腫瘍が出来ようが、歯石が溜まろうが、何もせず、
フィラリアの予防もしない）。
その上、あまり知識がない（ブリーダーと比べて）方たちが繁殖を
勝手にして、そして無責任に里親に出す。悪循環です。
それに、近親交配により、水頭症・脳神経系の疾患などの子を
最近、結構目にします。これも、一般の人の繁殖によるもので
無知さが産んだ子達です（ブリーダーは人の目に触れる前に処分してしまう
可能性が高いため、前はあまり見られなかったそうです）

もっと、飼い主レベルを上げることが第一歩だと思います。