動物の愛護掲示板過去発言No.6000-200803-36
人間は |
投稿日 2008年3月28日(金)11時26分 投稿者 プロキオン
>チワワさん 人間は、善にも悪にもなることができます。医学の研究が生物学的兵器に転用できますし、農薬の研究は毒ガスのようなものに転用可能なのだそうです。研究者自身がそんなことを意図していなくても別の誰かが転用してしまうことも可能なのです。人間自身が内在している「負の顔」がそれを可能とさせてしまいます。 動物実験でこのような事が行われているとして流布されている写真も、そこにあるのは「動物の虐待」の事実です。このことについては、私達はやはり怒りの気持ちを感じざるを得ません。それが普通の人間の感情であり、動物を同じ生き物の仲間として身近に感じている者の素直な気持ちと言えます。あのような虐待行為には、やはりNoというべきだと私も思います。 では、ひるがえって、わが国で実施されている動物実験を考えたときに はたしてあのような場面に遭遇するだろうかというと、それにははなはだ懐疑的とならざるを得ません。 いつどこで誰がやったのか明確でない「実験と称される虐待行為」、仮にAさんがやった行為をもって、なぜ、日本のBさんやCさんが責められなくてはならないのかが納得できないのです。すべての動物実験が、あのような虐待行為だとなぜ決め付けることができるのか、その確証があってのことなのか、そこに疑念を抱いてしまうのです。 電車の中で誰かが痴漢行為をやったとして、別の車両に乗っていたサラリーマンがこいつが犯人だと言われたら、それはそれは驚くと思いますよ。 虐待に対しては反対の声をあげるべきですが、反対のための反対活動には組しないが私のスタンスです。事の真実を見極めたいからこそ、現場からの声には耳を傾けたいと心がけているのです。
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