動物看護師掲示板過去発言No.7000-199902-42
ポメ好きさんへ |
投稿日 1998年12月28日(月)16時22分 ふうか
ふうかです。(またの名をぷうかといいます)私は 畜産学部を卒業後、テクニシャンとして働き8年目をむかえます。その年月のなかで様々な苦労もしてきたと思っております。もちろん 獣医師とテクニシャンの役割分担などは 心得ておりますし、そのようにしてきました。テクニシャンは獣医師が1を言ったら10をこなさなければならないと考えます。そのために、獣医師と同じだけの知識や技術があってもいいわけで、それを独断で使うことはもちろんありえないこととしても、テクニシャンがやってもよい範囲はあるのではないでしょうか。(ここが問題ですが・・・)できたら 最終責任は私がとるから!という大きな器の院長であってほしい、またそういう信頼関係をきずけるチームであるのが 理想です。ただ、テクニシャンは人間の看護婦のような資格制度がもうけられていませんのでそのあいまいさが、獣医師とテクニシャンの間に問題となることもあるでしょう。結局のところ、その病院の院長の考え方しだいですよね。ですから 院長クラスの方々に望むことは 代診の先生をはじめ テクニシャンの意識を含めた向上を支えてほしいのです。私自身の考えですが、テクニシャンとは、飼い主さんと 動物と 獣医師の三角形の真ん中にたてるすばらしい職業だと考えております。おおげさにいえば 難しいことをならべる獣医さんと患者さんの仲をとりもっている役割では? 私は いち飼い主でもあります。すべてをゆだねる獣医師が動物好きでなかったら私はその病院には行きません。どんなにすばらしい技術をもっていても その子の苦痛を(病気ではなく)心配してくれる獣医師を望みます。長年この仕事をしていてもそれだけは 変わりませんね。ですから きっと飼い主さんもそう思うのではないでしょうか?なにはともあれ この業界の人間の基本ってなに?と考える今日この頃です・・・
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