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アゲイン 男たちの挽歌V      


1990年 香港 アクション

<監督>ツイ・ハーク
<キャスト>チョウ・ユンファ , アニタ・ムイ , レオン・カーフェイ

<ストーリー>
1974年、ベトナム戦争末期の混乱のサイゴン。香港からやってきたマーク(チョウ・ユンファ)は、政府軍から、いとこのマン(レオン・カーフェイ)を、助け出した。そして、マンの父親が店をたたんで香港に帰るための資金を得ようとして、窮地に立たされる。その時、助けてくれたのが、キット(アニタ・ムイ)だった。マークとキットは、恋に落ちるが、行方不明だったキットのボス、ホー(時任三郎)が現れ、キティの立場が微妙になる・・・。

<感想>
ということで、男たちの挽歌シリーズ第3弾です。
この作品は、ジョン・ウーが監督から降り、今まで製作だけしていたツイ・ハークが、監督も兼任しています。
物語の舞台も、第1章から時代がさかのぼった戦争末期のベトナムになり、マークが、もう少し若い頃の話・・・ということで、チョウ・ユンファ以外は、初めて登場する人たちでした。

この頃のベトナムは、戦争末期と言うことで、大混乱。香港からの多くの移民が暮らしていたようで、戦乱のベトナムから本国へと去って行こうとする香港の人たちで、空港や役所?は、ごった返していたようです。
そんな最中に、マークは、キットと出会い、恋に落ちます。

原題は、「男たちの挽歌」とはなっていないので、何故?と思ったのですが、なるほど、これは、”男たち”の”挽歌”ではないですねぇ。
”男と女の挽歌”ぐらいでしょうか。アクションも、チョウ・ユンファよりも、キット役のアニタ・ムイの方が目だっている上に、かっこいい!(^^)。

キットのボスで、元彼役になんと、時任三郎が出演しています。
流ちょうな中国語?を話しているようですが、吹き替えなのでしょうかねぇ。
見栄えが良くて、目力(めぢから)もあるので、なかなか良かったのですが、なんとなく謎でした(^^;。

また、この作品で、見事なアクションを見せてくれたアニタ・ムイは、2003年に40歳の若さで子宮ガンで亡くなっています。合掌。(2008,10,23)


★1986年 「男たちの挽歌」
★1987年 「男たちの挽歌U」
★1990年 「アゲイン 男たちの挽歌V」



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