祈りの幕が下りる時 |
2017年 日本
ミステリー
<監督>福澤克雄
<キャスト>
阿部寛 , 松嶋菜々子 , 田中麗奈 , 中島ひろ子 , 小日向文世 , 山崎努
<ストーリー>
東京で、女性の絞殺死体が見つかり、警視庁捜査一課の松宮(溝端淳平)らが捜査に当たるが、事件は、思わぬ方向に進み、加賀恭一郎(阿部寛)も捜査に加わることになる。
<感想>
「新参者」シリーズの「麒麟の翼 劇場版・新参者」に続く劇場版第2弾です。
TVシリーズは見てないので、「麒麟の翼 劇場版・新参者」の時は、ちょっとオロオロしましたが、今回は、登場人物たちにも慣れて、すんなり楽しめました。
今回の事件は、なかなかややこしく、捜査本部の右往左往ぶりがリアルです。
でも、映画の中での説明が丁寧に行われていたので、原作を読んでいなかった私でも、置いていかれることなく見ることが出来ました。
先生との話がちょっと唐突だったような気がしましたが、その辺りも、話に奥行きを加えていたようでした。
しかも、さすが東野圭吾原作です。終盤は、人と人との悲しく切ない、でも心にしみる物語に、ウルウルし、
長年の謎であった加賀と彼に関わる人たちの人生も判明して、また納得ウルウル。
今回は、松嶋菜々子がアップに耐える演技で、素晴らしかったです。
これでシリーズ完結だそうで、残念ですが、満足しました。(2019,03,24)
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