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2009年 アメリカ アクション・ファンタジー・SF・スリラー
<監督>ザック・スナイダー
<キャスト>マリン・アッカーマン , ビリー・クラダップ , カーラ・グギーノ , パトリック・ウィルソン , ジャッキー・アール・ヘイリー , ジェフリー・ディーン・モーガン
<ストーリー>
1985年、ニューヨーク。ひとりの男が殺された。彼は、かつてのスーパーヒーローで、通称コメディアン(ジェフリー・ディーン・モーガン)と呼ばれる男だった。彼の仲間だったロールシャッハ(ジャッキー・アール・ヘイリー)は、彼らの属していたウオッチメンたちが狙われているのではないかという危機感を覚えて、調査を始める。そして、辿り着いた真相は・・・。
<感想>
原作は、80年代後半に発表されたアメリカの人気グラフィック・ノベルだそうです。グラフィック・ノベルとは、アメリカン・コミック(アメコミ)よりも、より複雑で、大人を対象としたコミックだそうです。
アメコミを原作とした映画が少々苦手の私としては、大人テイストで楽しめるのかと、期待して見に行きました。
監督が「300 スリーハンドレッド」のザック・スナイダーなので、映像は、とても綺麗です。スローモーションを多用して、ティムール・ベクマンベトフ監督の「ウォンテッド」 のような、迫力がありました。
内容も、現実世界のパラレルワールド。何でもありのアメコミの世界です。
現実世界で起こった、あれもこれも、彼らの仕業?ベトナム戦争の映像には、笑ってしまいました。アメリカのスーパーヒーローは、神なのか?
でも、映画の出した結論は、納得できるものではありました。世界平和を願うならば、共通の敵を作り上げればいい。
人間とは、本当に、単純だなぁと思いますね。
大人向きのグラフィック・ノベル原作と言うことで、暴力も、sexもあるので、R-15です。
ただ、映画としては、面白味が少なかったです。ワクワクしたり、ドキドキしたり、爽快になったりも、特にせず、淡々と見てしまいました。
アメリカ人には面白くても、日本人には、感情移入しにくいのかも。
キャストも、知っている人と言えば、パトリック・ウィルソンぐらいです。彼も、自分が、あのコスチュームを着て、スーパーヒーローになるとは、思ってもいなかったんじゃないかしら〜(^^)。
そんなわけで、3時間近くも眠気を押さえて、一生懸命見たのに、あまり満足度は高くない映画でした。(2009,03,28)
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