消された女　　　　　　 ２０１６年　韓国　（INSANE） サスペンス・ミステリー　　　 ＜監督＞イ・チョルハ ＜キャスト＞カン・イェウォン, イ・サンユン , イ・ハクジュ ＜ストーリー＞ 街中で、突然拉致されたカン・スア（カン・イェウォン）が連れていかれたのは、とある精神病院だった。そこで彼女は監禁され、薬漬けの日々を送ることになる。１年後、TVプロデューサーのナ・ナムス（イ・サンユン）が、この事件に関心を持つ・・・。 ＜感想＞ 実際の事件を元に描かれた作品だそうです。 どこまでが真実で、どこがフィクションなのか分かりませんが、恐ろしいことです(T_T)。 ストーリーは、ごく普通の女性が、突然拉致監禁されて精神病院に入院させられてしまうという話です。 一度入れられたら、どんなに真実を叫んでも、誰にも信じてもらえず、二度と出られない場所という、昔ながらのイメージそのまま、彼女の悲惨な日々が始まるのでした。怖すぎるーーー(T_T) 作品は、韓国映画らしく、ただの悲劇としては終わらず、ドンデン返しが待ち受けていて、そのために分かりにくくなっていました(^_^;。 しかも、知りたいところ（焼け跡で生き延びていた男の何故？など）の説明もなく、頭の中に疑問符が点滅。 終盤で突然重要人物が出てきたり、メモの存在の真偽もどうだか？ ヒロインに事情を聞くTVプロデューサーの態度も、やたらに高圧的でなんだかなぁと思いました。 精神病院ものとしては、先日観た「１０８時間」や「アンセイン　狂気の真実」も強烈な印象でした。(2020,10,12)