黒い家(韓国) |
2007年 韓国 ホラー・サスペンス
<監督>シン・テラ
<原作>貴志祐介
<キャスト>ファン・ジョンミン , カン・シニル, ユソン
<ストーリー>
保険会社で査定員として働くチョン・ジュノ(ファン・ジョンミン)は、ある日、名指しされて、チュンベ(カン・シニル)の家を訪問する。寂れた工場の敷地内にあるその家で、ジュノは、その家の7才の息子の自殺体の第一発見者になってしまう。その後、少年の死亡保険金の請求がチュンベから出されるが、ジュノは、少年の死に不審を抱き、調査を始める。その後、チュンベから執拗な嫌がらせを受けるようになった・・・。
<感想>
貴志祐介さんの原作を読み、日本版の「黒い家」を見て、今回は、韓国版です。私も好きだわね〜〜(^^)。
でも本当は、日本版の方が、イマイチだったので、評判のいい韓国版を見る気になったのでした。
今回の映画化で、日本版と一番違うところは、日本で大竹しのぶが破壊的に演じた役を、儚(はかな)げな美人であるユ・ソンが演じたところです。華奢な彼女が足を引きずりながら歩く姿は、守ってあげたいと、一瞬思ってしまいそうで、人は見た目だけでは分からないというところが、怖さを増しました。
これは、意外性があって、良かったです。もし、ストーリーを知らずに見たら、相当面白かったに違いありません。
私は何しろ、保険社員がどんな目にあって、どこで、どうなるのかが分かっていたので、そんなに衝撃が得られなかったのが残念でした。
それでも、そこまでするかーー!と、怖かったですけれど・・・(^^;。
日本版では内野聖陽が演じていた、主人公の保険社員役は、ファン・ジョンミンが演じていましたが、普通の人っぽくて、良かったです。ごく普通の人が、怖ろしい事件に巻き込まれてしまうことの恐怖が感じられました。(2009,03,16)
10年前に見たのをすっかり忘れていて、また見てしまいました(^_^;。
今度は、「哭声 コクソン」以来ファンになったファン・ジョンミン見たさで見たのですが、
日本版の映画方は、よく覚えているのに、こちらをすっかり忘れていたのは、やはり、日本版のインパクトが強かったからかもしれません。
最初のあの恐ろしいシーンは、畳とふすま家屋でないと、恐ろしさが半減するような気がしました。(2019,05,07)
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