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カラスの親指      


2012年 日本
   

<監督>伊藤匡史
<原作>道尾秀介「カラスの親指」
<キャスト>阿部寛 , 村上ショージ , 石原さとみ , ユースケ・サンタマリア , 鶴見辰吾, のん

<ストーリー>
訳ありの詐欺師のタケ(阿部寛)とテツ(村上ショージ)は、ある日、ひょんな事から少女まひろと(能年玲奈)知り合い、姉やひろ(石原さとみ)と、その彼氏、貫太郎(小柳友)と、共同生活をするようになる・・・。

<感想>
道尾秀介原作の同名小説の映画化作品です。
道尾さんの作品は好きなので、原作も読んだことあります・・・が、すっかり内容は、忘れていました(^_^;。 なので、最後まですっかり楽しめました(^▽^)。

冒頭の、小さな詐欺の話は、だましのテクニックの基本編という感じで、面白いです。
こんな簡単なトリックに、人って、だまされちゃうんですよね。

そして、それぞれの思惑を込めた大仕事がはじまりますが、これが、玄人と素人の混合チームだと分かっているので、バレないかどうか、変なドキドキ感があり、すっきりとした爽快感がイマイチ味わえませんでした(^_^;。
それが、狙いなのかもしれませんが。

そして、その件が落着した後に、もう一つのドラマが始まります。
こちらの方は、本当に、プロ仕様。
お見事!っていうか、出来すぎ・・・かな。
でも、後味は、よかったです。

そして、この映画で驚いたのは、キャスト。
阿部寛の主演は、分かるとして、その相棒の村上ショージは、初主演と言うことですが、これが意外や意外、いい味出ててました。
そして、「あまちゃん」以前の能年玲奈は、イメージ変わらず可愛いです(^▽^)。
ただ、石原さとみは、印象薄くて、終盤になるまで分かりませんでした・・・(^_^;。(2015,03,29)



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