雲を抜けた月のように　　　　　　 ２０１０年　韓国　（BLADES OF BLOOD） 歴史　　　 ＜監督＞イ・ジュニク ＜キャスト＞チャ・スンウォン, ファン・ジョンミン, ハン・ジヘ ＜ストーリー＞ 16世紀の朝鮮半島。秀吉が朝鮮出兵をもくろみ、その対策に右往左往する朝鮮王朝だったが、そんな中、市民から支持される集団、大同契の新リーダーにモンハク（チャ・スンウォン）が就任する。 ＜感想＞ 日本未公開の韓国時代劇映画です。 壬辰倭乱（文禄・慶長の役）の時代。 この時代の話は、先日見た「代立軍　ウォリアーズ・オブ・ドーン」でも描かれていました。 秀吉率いる日本軍に慌てふためく朝鮮王朝。 そして、その王朝内部の実態のひどさは、目も覆うばかりです。 そんな時代に生きた３人の男女は、一つの目的に向かって、旅を続けるのでした。 最初、話が飲み込めなくて、置いてけぼりを食らいましたが、途中からなんとかついて行けました。 主役は、モンハクを演じたチャ・スンウォンらしいのですが、これはどう見ても、盲目の剣客ファンを演じたファン・ジョンミンの映画でしょう(^▽^)。 何度も出てくるファン・ジョンミンの殺陣は、素晴らしい。 本当に身体能力の高い俳優さんです。 そして、モンハクを親の敵として追うギョンジャとの掛け合いなど、そこはかとないユーモアを感じさせるところも素敵！(^_^)。 本当に、韓国を代表する俳優さんだと思います。 もっと映画に出て！！(2020,04,28)