グッドモーニング、ベトナム |
1987年 アメリカ(GOOD MORNING, VIETNAM)
コメディー・戦争
<監督>バリー・レヴィンソン
<キャスト>ロビン・ウィリアムズ , フォレスト・ウィッテカー , J・T・ウォルシュ
<ストーリー>
1965年、ベトナム戦争中のサイゴンにやって来た米軍放送の人気DJ、クロンナウアー一等兵(ロビン・ウィリアムズ)。それまでの退屈な放送から一転、彼の型破りな放送は、兵士たちに大歓迎されるが・・・。
<感想>
24年前の作品ですが、前から、見てみたいと思っていました。
戦況の見えないベトナム戦争。
そこへ続々と送り込まれてくる兵士たち。
厳しい戦闘をする彼らにとって、クロンナウアーのDJは、どれほど心の癒しになったことでしょう。
この映画には、実在のモデル、エイドリアン・クロナウアーがいるそうなのですが、
彼を模したと思われる、主演のロビン・ウィリアムズのマシンガントークが、小気味いいです!(^^)。
字幕で見たけど、追うのが大変!(^^)。
でも、きっともっとしゃべっているんでしょうねぇ。
サービス精神のあふれた彼のしゃべくりは、楽しくて、奇抜で、機転が利いてて最高です。
最近見た、「パイレーツ・ロック」のDJを一人でやっちゃってる、みたいな感じでした(^^)。
彼の対比用として、”自分では面白いことを言っているつもりだけど、全く面白くない”DJが、つまらなすぎて面白かったです(^^)。
いろいろな場面が出てきますが、一番印象に残ったのは、兵士たちの乗ったトラックと遭遇して、彼が、兵士たちとトークをするシーン。
戦場にかり出されてきた彼らを、元気づけるような、彼の元気なトーク。
兵士たちは、笑顔でいっぱいになります。
でも、彼らの何割かは、生きて祖国に戻れない運命なんですよね。
そんな事を考えて、なんだかじ〜んとしてしまいました。
ロビンは、この映画で、アカデミー主演男優賞にノミネートされました。
なんで受賞出来なかったのかなと思ったら、この年の受賞者は、「ウォール街」のマイケル・ダグラスでした。なるほど〜〜(^^)。(2011,03,21)
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