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草原の輝き |
1961年 アメリカ ロマンス
<監督>エリア・カザン
<キャスト>ウォーレン・ベイティ , ナタリー・ウッド
<ストーリー>
1920年代、アメリカ中西部。高校生のバッド(ウォーレン・ベイティ)とディーニー(ナタリー・ウッド)は、周囲公認の理想的なカップルだった。しかし、厳しい家庭に育ったディーニーは、バッドに体を許さなかった。そんな彼女に、バッドは、苦悩し、だんだんと、二人は、会うことを避けるようになる。そして・・・。
<感想>
かな〜り古い映画で、今では考えられないようなシチュエーションもあるのですが、「ウエスト・サイド物語」のナタリー・ウッドの可憐さに、目が離せませんでした。お相手は、アネット・ベニングの夫で、「俺たちに明日はない」のウォーレン・ベイティ。
高校生カップルで、周囲公認の二人、バッドとディーニーは、いつも二人でデートし、人目を忍んでキスをする日々。とても幸せな毎日だった・・・。でも、バッドは、次第に、それだけでは満足できなくなり・・・。
この時期の男の子って、大変そうですね〜〜。男性なら誰しも、バッドのように、悶々とした日々を過ごしたのでしょうか。
この二人の悲劇は、周りの大人が原因と言っても過言はないいでしょう。
もっと適切な助言をしてあげたらば、こんな事にはならなかったのに・・・。
特に、あの医者!何なのでしょう、あの態度!それに、バッドの父親も父親だし、それに従うバッドもバッドでした。
ひたすらかわいそうなのは、ディーニーです。もう、かわいそうすぎて、泣いてしまいました(TT)。
同じ年に、ナタリー・ウッドは、「ウエスト・サイド物語」に出演しています。あの作品でも、とても綺麗でしたが、こちらの作品の方が、より綺麗かもしれません。たくさんの同じ年頃の女の子の中でも、ひときわ目だつ可憐さです。
”草原の輝き 花の栄光
ふたたび それは帰らずとも 嘆くなかれ
その奥に秘められし 力を見出すべし”(ワーズワース)
(2008,03,16)
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