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猿の惑星 キングダム |
2024年 アメリカ (KINGDOM OF THE PLANET OF THE APES)
SF・アドベンチャー
<監督>ウェス・ボール
<キャスト>
オーウェン・ティーグ, フレイヤ・アーラン, ウィリアム・H・メイシー
<ストーリー>
猿が地球を支配してから長い年月が経ち、人間たちは、地球の片隅でひっそりと生きながらえていた・・・。そんなある日、若き猿のノア(オーウェン・ティーグ)は、今までの人間と違うタイプの若い女性(フレイヤ・アーラン)と出会う・・・。
<感想>
たまたま4時間ほど時間が空いてしまったので、ちょうどいい時間帯だった吹き替え版を見てきました。
元々見る気がなかった上、吹き替えということで、テンション下がり気味。
とはいえ、「猿の惑星」シリーズは、「猿の惑星」、「PLANET OF THE APES 猿の惑星」、「猿の惑星: 創世記」と見ていて、馴染みのある作品なので、映画の世界には入りやすかったです。
今までの自分の感想を読んでみると、感情移入したとか、特殊メイクがすごいとか書いていますが、今回は、それとはまた違った感想を持ちました。
今回の作品は、リブート3作品の新作で、あれから300年後だとか。
見ていて思ったのは、300年も経っているのに、お猿さんたち、あまり進化してないなぁということ。
相変わらず、人類の作ったボロボロの建造物を利用しているだけで、創意工夫や進歩が見られません。
やっぱり人類とは違うのかぁーーと思ったりしました。
一番感じたのは、特殊メイクがすごすぎて、もうまるで本物のお猿さん。歩く姿や走る格好も全く違和感がなくて、素晴らしいです。
でも、それだからこそ、彼らに全く感情移入出来なかったのは残念でした。
彼らの感情としても、楽しいのか、悲しいのか、怒っているのかあまり伝わってきませんでした。
なので、キリッとしていて賢い人間の彼女が出ているときは、見ていてほっとしました。
やっぱり私は、人間びいきということ、そしてそれだからこそ、前半にある猿と猿の抗争も面白く感じられなかったのでした。(2024,06,06)
◎「猿の惑星」シリーズ
1968年 「猿の惑星」
その後、「続・猿の惑星」、「新・猿の惑星」、「猿の惑星・征服」、「最後の猿の惑」
2001年 「PLANET OF THE APES 猿の惑星」
◎リブート映画シリーズ
2011年 「猿の惑星: 創世紀」
2014年 「猿の惑星: 新世紀」
2017年 「猿の惑星: 聖戦記」
ちなみに、リブートとは、物語の初期設定を改変して、作品シリーズを最初からやり直す手法で、昔の作品を知らない世代でも楽しめるのだそうです。
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