ジーン・ワルツ         |  
  
2011年 日本 
ミステリー     
  
<監督>大谷健太郎 
<キャスト>菅野美穂  ,   田辺誠一 ,   大森南朋  ,   大杉漣  ,   西村雅彦  ,   南果歩  ,   浅丘ルリ子 ,   片瀬那奈
  
<ストーリー> 
帝華大学病院の医師・曾根崎理恵(菅野美穂)は、廃院寸前の小さな産婦人科医院マリアクリニックでも働いていた。クリニックには、事情を抱えた4人の妊婦が通っていた・・・。
  
<感想> 
海堂尊さん原作の医療ミステリーです。 
産科医療の実態を実際の事件を取り入れつつ、わかりやすく描いてありました。 
そうなのです。安全に生まれてくるのが普通のことのように思われますが、実は、出産には、常に危険が伴っているのです。
  
映画は、中盤までは、まったりと進みます。 
ミステリー色も、思ったより強くないので、ちょっと単調に感じてしまいました。
  
それが、終盤になって、急転直下。 
いろいろなことが同時に起きて、天候も、産院も大嵐状態になりました。 
いったいどうこの局面を切り抜けるのか? 
すべてが不可能のように見えていたそのとき! 
ちょっとあり得そうもないシチュエーションで、その状況に、光明が見えてきます。 
あまりにも、ご都合主義的で、これには、驚いてしまったのですが、時として、こんな奇跡のようなことも、医療現場には、起こることもあるのかも?! 
すべてが落ち着いたラストは、菅野美穂の笑顔に、胸がきゅっとなりました。
  
主演は、いつものイメージとちょっと違う菅野美穂です。 
白衣姿をきりっと決めて、髪型も、演技も、女医さん風に演じていましたが、やっぱり、微妙に、イメージが合わなかったかな〜。(2012,11,17)
 |   
 | 
 |