伝染歌 |
2007年 日本 ホラー・学園
<監督>原田眞人
<キャスト>松田龍平 , 伊勢谷友介 , 阿部寛 , 木村佳乃 , 前田敦子 , 堀部圭亮
<ストーリー>
ある女子高生が、学校で自殺した。その現場を目撃したあんず(大島優子)は、警察や先生から状況を聞かれて、その時に歌が聞こえたと証言する。また、三流雑誌記者、陸(松田龍平)は、歌うと自殺したくなる曲があるという都市伝説について、調べ始める・・・。
<感想>
ホラーということで見たのですが、全く怖くありませんでした。これは、ホラーというより、ミステリーな感じでした。
”歌ったら自殺したくなる歌”にまつわる都市伝説をモチーフにした話です。
これは、1933年にハンガリーで発売された「暗い日曜日」というレコードを聴いて、自殺する人が続出したという実話が、元になっています。この歌は、ハンガリーでは販売・放送が禁じられたそうですが、その後、フランスでも、日本でも、自殺者を出したそうで、ついには、作曲者までもが自殺してしまったそうです。やっぱり、なんだかホラーですねぇ(^^)。
この映画でも、次々に自殺者が出るのですが、歌の関連性が、ちょっと薄くて、もっと怖くして欲しかったです。歌のインパクトも弱いーーー。
同じような伝染性ホラーである「リング」の怖さとは、比べようもありませんでした。
主演はAKB48。彼女たちのことはほとんど知らないので、誰が誰だか分からないのですが、学校の雰囲気や、彼女たちのしゃべり方は、イマドキの女の子っぽく、自然で、リアリティがありました。でも、こんなに生意気な女の子たちを指導する先生方は、ご苦労様な事ですねぇ(^^;。
AKB48のステージの映像も出てくるので、彼女たちに熱中するオタク男?たちの熱さに圧倒されました。なんだかスゴイのね〜〜(^^)。
他にも松田龍平、伊勢谷友介、阿部寛と、キャストが結構豪華です。ほとんど怖くないので、それぞれのファンで怖がりな方でも、見ることが出来ると思いますよ(^^)。(2009,02,28)
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