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2006年 アメリカ 犯罪・スリラー    
  
<監督>マーティン・スコセッシ  
<キャスト>レオナルド・ディカプリオ  ,   マット・デイモン  ,   ジャック・ニコルソン  ,   マーク・ウォールバーグ  ,   マーティン・シーン  ,   レイ・ウィンストン  ,   アレック・ボールドウィン  ,   アンソニー・アンダーソン  ,  ヴェラ・ファーミガ 
  
<ストーリー> 
マサチューセッツ州ボストン。州警察は、街にはびこる犯罪組織との全面対決のために、新人警官のビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)に潜入捜査を命じた。一方、犯罪組織のボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)は、子飼いの子分コリン・サリバン(マット・デイモン)を警察学校に送り込み、警察の内部情報をスパイさせていた・・・。
  
<感想> 
香港映画「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイクです。 
主演は、レオナルド・ディカプリオ! 
この映画を見ることは、レオファンの私としては、期待と共に、不安でもありました。
  
不安な点は、まず、スコセッシ映画が苦手だということ。(まあ、これは、しょうがないわねーー) 
そして、あまりにもオリジナルがすばらしいということ。(オリジナルを越えるのは、難しいから・・・) 
レオの役をオリジナルでは、トニー・レオンが演じていて、彼の哀愁が出せるかどうか疑問。(ちょっとイメージが違うのよねーーー(T_T)) 
等々、まだまだ不安材料は、てんこ盛り。
  
期待点は、アメリカでの評判が、すばらしく良かったこと。(アメリカの人は、オリジナルを見てないからねーーー(^^;) 
超豪華キャストなこと。(レオが霞まないといいけど・・・(^^;) 
スコセッシ監督お得意のギャング映画であること。(だから、私は苦手だってば!)
  
リメイクはリメイクとして、新たな気持ちで見ればいいのですが、思い入れが強くて、そうは、割り切れませんでした。 
で、見た感想は、やはり、見る前に不安を感じたとおりでしたねぇ。 
決して悪くはないのですが、やはり、オリジナルの方が好きです。 
レオファンとしては、とっても複雑です(T_T)。 
レオの演技は、熱すぎて、見ているのに疲れてしまいました。まあ、これは、私のレオへの思い入れが強すぎて、見る方に力が入りすぎていたこともあるのでしょうけど。 
意外と良かったのは、マット・デイモン。冷酷な役を、きちんと演じてましたねぇ。もちろん、ジャック・ニコルソンは、余裕余裕の演技。この役を楽しんでいるのが伝わってきました。
  
ストーリーは、ほとんど同じで、ラストと設定が、ちょこっと変わっていました。変わった中では、精神科医の設定が気に入りませんでした。ただでもややこしい話なのに、そこまでややこしくしなくてもという気がしました。(2007,01,22)
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