デッドマン・ダウン |
2013年 アメリカ (DEAD MAN DOWN)
アクション・犯罪
<監督>ニールス・アルデン・オプレヴ
<キャスト>コリン・ファレル , ノオミ・ラパス , ドミニク・クーパー , テレンス・ハワード , イザベル・ユペール
<ストーリー>
ギャング組織のボス、アルフォンス(テレンス・ハワード)の部下ヴィクター(コリン・ファレル)には、ある秘密があった。ある日、向かいのマンションの女性ベアトリスが、ヴィクターに手紙を送ってくる・・・。
<感想>
二つの復讐物語です。
冒頭は、ギャングのボスが何者かに脅迫されているところから始まるのですが、最初は、いったい何がどうしたのかよく分からないまま話が進みます。
見ている内に、徐々にそれまでの経過が分かってくるのですが、最初のボスの怖がり方が、尋常でなく、状況が分からない内は、なんだかとっても滑稽でした。
ギャングのボスのメンツ丸つぶれって感じです(^▽^)。
また、主人公のヴィクターに何が起こったのか、そしてそこに、何も関係のない向かいの女性がなんで絡んでくるのかも分かってきます。
それぞれの胸の内にある孤独な復讐心。
心の痛みなんて、他人からは、決してうかがい知れないということです。
終盤のクライマックスのアクションシーンなど、ちょっと現実味のないように感じましたが、見ている時は、それなりに面白かったです。
主演のコリン・ファレルは、孤独な復讐者がよく似合っていました。
先日見た、吸血鬼役(「フライトナイト 恐怖の夜」)より、ずっといい(^_^)。
監督が「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレヴなので、ヒロイン役のノオミ・ラパスも、役柄に合った、屈折した演技がよかったです。
ということで、まあまあ普通に楽しめた映画なのですが、見てから1週間たたないうちに、題名を見ても、どんな映画だったか全く思い出せなくて、我ながら呆れました。
これは、映画のせいというより、自分の年のせいなのでしょうか?!(T_T)(2015,08,23)
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