ドント・ルック・アップ            |  
  
2021年 アメリカ (DON'T LOOK UP) 
コメディー・SF    
  
<監督>アダム・マッケイ 
<キャスト>レオナルド・ディカプリオ,  ジェニファー・ローレンス,   メリル・ストリープ,  	ケイト・ブランシェット,  ジョナ・ヒル,  マーク・ライランス,  ティモテ・シャラメ,  ロン・パールマン,  マイケル・チクリス,  ヒメーシュ・パテル
  
<ストーリー> 
ある日、天文学者のミンディ博士(レオナルド・ディカプリオ)と大学院生のケイト(ジェニファー・ローレンス)は、地球に向かってくる巨大彗星を発見する。このままでは、数カ月後に人類滅亡の危機を迎えると知った彼らは、アメリカ大統領に直訴するが・・・。
  
<感想> 
Netflix映画ですが、配信前に一部の映画館で公開!ということで、年末の慌ただしい時でありますが、1年10ヶ月ぶりに映画館に直行しました。
  
地球滅亡の危機を知った天文学者たちが、その危険を大統領やマスコミを通じて世間に訴えかけるが、みんなまともに取り合ってくれないというコメディーです。 
本人たちはいたって真面目なのに、それがまともに伝わらない苛立ちやふがいなさがよく表現されていました。 
選挙で頭がいっぱいの大統領はともかくとして、マスコミの伝え方次第で、大切なこともうまく伝わらないって、困ったことです。 
先日まで放送されていたドラマ「日本沈没」でも、政府は当初、その危機を隠蔽しようとしていたし、やっぱり、民衆には、本当のことをギリギリまで教えてくれないんだと思うと恐ろしいですね。 
まあ、伝えてくれても、こんな地球規模の危機となると、心の準備が出来るぐらいで、どこに逃げるわけにもいかないし、かえって暴徒化して、危険になるだけかもしれませんが・・・。
  
そんな深刻な話ですが、コメディーなので、全体にブラックな面白さがちりばめられていて、クスクス笑いながら飽きることなく見ることが出来ました。
  
キャストもとっても豪華なので、お得感満載です。 
ということは、俳優たちも、こぞってネトフリ作品に出たがっているってことですかね〜。 
ますます映画館は、危うい感じですね。 
ネトフリに加入すれば、映画一本の料金以下で、この作品も含めて1ヶ月間全てを見ることが出来るんだから、なんと素晴らしいことでしょう!うぅ、加入しちゃおうかしら〜〜。 
でも、大画面で映画を見ることも捨てられない魅力であることも確かです。 
なので、今回のように、映画館でもどんどん公開してくれることを望みます。
  
主演のレオナルド・ディカプリオは、役作りのためか、ますます太ってましたが、さすがにコメディーもそつなくこなしてうまかったです。
ただ、ほっそりしたレオにはもう、会えないのだろうかと寂しさも感じてしまうのでしたが(^_^;。(2021,12,19)
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