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ネバーエンディング・ストーリー            |  
  
1984年 西ドイツ・イギリス
  
<監督>ウォルフガング・ペーターゼン  
<キャスト>ノア・ハサウェイ   ,   バレット・オリヴァー   
  
<ストーリー> 
いじめられっ子の少年バスチアン(バレット・オリヴァー)が古本屋で手にした本、「ネバーエンディング・ストーリー」。学校の倉庫で、その物語を読むうちに、バスチアンは、自分自身が、本の世界に入り込んでいることを知って驚くのだった・・・。
  
<感想> 
この作品の原作者であるミヒャエル・エンデは、この映画に強烈な抗議をして、名前をクレジットから外させたそうです。全く気に入らなかったみたいですねぇ。 
実は、この映画、私は大好きなので、この騒動に対しては、とても複雑な心境です。 
原作である「はてしない物語」も当時読んでいたので、たしかに映画とは違うなぁと思ったことは覚えていますが、細かいところは忘れているので、また、原作を読み直してみるのもいいかもしれません。ですが、いったいあの本、どこにいったのやら・・・(^^;。 
そういうわけで、微妙な作品ではあるのですが、DVDを購入したので、再び見てみました。
  
それにしても、本当にすっかり忘れてました。あの冒険をする男の子の名前。そうそう、アトレーユだったわ!!とっても素敵な彼に、小さな?!胸を焦がしたのに、名前を忘れるとは!!(T_T)。それに、大好きだった、あの白い龍の名前も、忘れてました。ファルコォォ〜〜〜〜ン。忘却とは、怖ろしいです(T_T)。
  
あの頃は、こういうファンタジー映画は、あまりなかったのでしょうか、鮮烈に記憶に焼き付いていて、この不思議な世界に胸をときめかせて映画を見たのでした。 
リマールの歌う主題歌も素敵でしたよね〜〜。
  
ただ、今見ると、さすがにSFXは、ショボイです。今ならもっと手の込んだ映像を作って、もっともっと長時間の、原作に忠実な大作ファンタジー映画として作れるはずです。 
「ハリー・ポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」を見慣れている今の子供は、こんな安っぽい映画なんて、バカバカしくて、見られたもんではないかもしれませんねぇ。
  
でも、私にとっては、今見ても、すばらしいです。悲しみの沼でアトレーユの愛馬が沈んでゆくところは涙涙ですし、ファルコンとの出会いではワクワク、スフィンクスのシーンではハラハラ、そして、バスチアンと共に、勇気を貰うのでした。 
ということで、この映画は、私にとっては、「2007年は名作を見よう」の第4作目なのでした。うぅ、主題歌が頭を離れなくなった〜〜(^^)。(2007,01,18)
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