ボーイズ・ライフ           |  
  
1993年 アメリカ(THIS BOY'S LIFE) 
伝記
  
<監督>マイケル・ケイトン=ジョーンズ 
<キャスト>ロバート・デ・ニーロ  ,   エレン・バーキン  ,   レオナルド・ディカプリオ  ,   エリザ・ドゥシュク  ,   クリス・クーパー  ,   カーラ・グギーノ  ,   トビー・マグワイア  
  
<ストーリー> 
50年代のアメリカ。キャロラインと息子のトビーは、暴力的な彼女の恋人から逃げ出して、新生活を始めた。しばらくして、キャロラインには、ドワイトという恋人が出来、結婚するが、彼は、トビーに対して、必要以上に厳しかった・・・。
  
<感想> 
小説家、トバイアス・ウルフの自伝小説の映画化です。 
主演のロバート・デ・ニーロが、トビー役に、レオナルド・ディカプリオを推薦したことでも、有名な作品です。 
この演技で、レオは、一躍注目されるようになりました。
  
私も、この作品は、ビデオでは、何回も見ましたが、なんと、まだDVD化されてないのです。 
だから、先日、BSで放送されて、久しぶりに見ることが出来ました。 
ついでに、DVDRWにも複数枚録画したので、やっと手元に残すことが出来ました\(^O^)/。
  
男運のない母親を持つ少年トビーの、何とも過酷な成長物語です。
  
デ・ニーロは、トビーの養父役で、トビー役のレオをいじめまくります。泣
  
トビーのお母さんは、前向きだけど、どこか不幸せが似会ってしまう女性。 
そんな女の人って、いますよね。 
男性に対する選択眼がないというか、いつも同じようなダメ男を好きになってしまう・・・。
  
それに伴って息子のトビーも、苦労することになります。
  
トビーは、最初からドワイトのことが好きになれたかったようで、ひょっとしたら、母親よりも彼の方が、人を見分けることにはたけていたのかも。
  
教育と称して、必要以上に子供を、肉体的にも、精神的にも追い詰めるドワイト。 
そして、それに反発しつつも、じっと耐えるトビー。
  
この映画のデ・ニーロの憎たらしさと言ったらありません!! 
こんなに、心底憎たらしいと思わすなんて、やっぱり、デ・ニーロのうまさでしょうねぇ。
  
そして、レオの演技も、すばらしいです。
  
力では、まだ義父にはかなわず、 
悔しい思いいっぱいの彼の心中。よく分かりました。
  
この映画を経て、レオは、アカデミー助演男優賞にノミネートされた「ギルバート・グレイプ」。世界中の女性を虜にした「ロミオ&ジュリエット」。そして、大ヒット作「タイタニック」へと成長を重ねていきます。 
そして、キャリアとともに、彼の容貌にも、変化が・・・。 
今見ると、このときの彼は、いくぶんぽっちゃりしていて、今のレオに似てますね〜。(っていうか、同一人物だけど・・・(^^;) 
このときの癖やまなざしが、未だに今のレオにも残っているので、そういう細かいところも要チェックです(^^)。
  
また、このとき、レオと同じように、トビー役のオーディションを受けたのが、トビー・マグワイア。結局彼は、トビーの友達役として、出演しています。そして、このとき以来彼とレオとは、親友です〜〜(^^)。(2010,07,18)
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