母なる復讐         |  
  
2012年 韓国 (DON'T CRY, MOMMY) 
サスペンス   
  
<監督>キム・ヨンハン 
<キャスト>ユソン	,  	ナム・ボラ	,  	ユ・オソン
  
<ストーリー> 
離婚したばかりのユリム(ユソン)は、一人娘のウナ(ナム・ボラ)と新生活を始めたばかり。ウナは、転校した学校で、同級生の男子に恋をする。しかし、彼は、不良仲間とともに、ウナを屋上に呼び出し、彼女を暴行する・・・。
  
<感想> 
韓国で未成年者が起こした実際の性犯罪事件を元にしたサスペンスだそうです。韓国では、こういった性犯罪が多く、また、未成年者が犯人の場合は、ほとんどが収監もされずに野放し状態になるそうなので、被害に遭っても泣き寝入りなんだそうです。 
だから、こういう映画が多いのかな。 
先日見た「アウトロー 哀しき復讐」に続いて、また”復讐”もの。今月のWOWOWは、復讐路線なんでしょうか??(^_^;。
  
初々しい高校生の女の子が、突然、悪意の毒牙にかかってしまう姿は、哀れです。 
そして、そんな一人娘を見る母親も、どんなに辛いことでしょう。 
それを裁判でも裁けないとなると、やっぱり、復讐。復讐しかないでしょうね。 
でも、案外この母親、計画性がなくて、行き当たりばったりなので、ハラハラしてしまいました。 
いかに頼りにならなくても、証拠は、ちゃんと保存してから行かないと、返り討ちに遭ってしまったら、元も子もないのにーーーと、心配しましたよ(T_T)。 
でも、このがむしゃら感が相手を怯ませたりしたのかな。
  
母親を演じた女優ユソンがうまくて、思わずもらい泣きをしてしまいました。 
この映画は、彼女の存在あってのものかも。
  
それにしても、辛い映画でした。 
この作品もまた、お酒を飲みながら見ていたのですが、途中から全く食欲を失いました(T_T)。 
あぁ、もう、しばらくは、韓国映画見たくないーーー(T_T)。(2015,02,25)
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