ハッカビーズ  |
２００４年 アメリカ コメディー 
＜監督＞デヴィッド・Ｏ・ラッセル
＜キャスト＞ジェイソン・シュワルツマン , ジュード・ロウ , ダスティン・ホフマン , マーク・ウォールバーグ , イザベル・ユペール , ナオミ・ワッツ , タリア・シャイア , アイラ・フィッシャー , ジョナ・ヒル
＜ストーリー＞
環境保護団体の支部長、アルバート（ジェイソン・シュワルツマン）は、スーパー、ハッカビーズの進出から森林を守ろうとするが、当のハッカビーズのエリート社員、ブラッド（ジュード・ロウ）がアルバートの立場を奪って森林保護団体を牛耳ってしまう。立場のないアルバートは、偶然の重なりを解明するために、「哲学探偵」を雇うが、その探偵事務所にも、ブラッドが現れたため、アルバートは、それに対抗するために、フランス人思想家カテリン（イザベル・ユペール）の元へと向かう・・・。
＜感想＞
豪華キャストですが、あまりに評判が悪いので、見るのに二の足を踏んでいました。でも、一度録画した映画をそのまま消去するのは忍びなく、一応見てみることにしたのですが・・・。
話の断片は、それぞれ分かるけれど、それが繋がってゆくと、何がなにやら分からなくなる。そんな感じでした。
環境保護も分かる。詩の朗読が意味を成さないのも分かる。偶然が重なることの表す意味を知りたくなるのも分かるし、自分がいったい何をしているのか分からなくなることも分かる。自分の本来の姿を取り戻したい気持ちも分かるのだけれども・・・（＾＾；。
途中からは、どういう風にこの映画を見ればいいのかさえも分からなくなって、呆然としてしまいました。
あと何度か見返せば少しは分かるのかもしれないけれど、もう絶対見ないような気がします（＾＾）。
個人的には、「マリー・アントワネット」でルイ１６世を演じたジェイソン・シュワルツマンが、ひげ面で汚らしいのが、見るに耐えなかったのがイタい。ジュード・ロウは、美しく、神経質そうで、彼らしいけれど、ナオミ・ワッツは、映画の中の役柄と一緒で、痛々しかったです。(2007,02,08)
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