ハプニング |
2008年 アメリカ ミステリー
<監督>M・ナイト・シャマラン
<キャスト>マーク・ウォールバーグ , ズーイー・デシャネル , ジョン・レグイザモ , スペンサー・ブレスリン , アラン・ラック , M・ナイト・シャマラン , クリステン・コノリー
<ストーリー>
ある日、ニューヨークのセントラルパークで異変が起こった。人々は突然立ち止まり、自らの命を絶つ人もいた。その現象は、徐々に広がり、ビルの工事現場でも、人が次々に飛び降りた。その知らせを聞いたフィラデルフィアの高校教師エリオット(マーク・ウォールバーグ)は、友人と、安全な場所へ避難しようとするのだが・・・。
<感想>
なにかと話題作を提供してくれるM・ナイト・シャマラン監督の最新作です。
予告編を見る限り、いったい何が、どうして起こったのか??と、とても面白そうでした。
でも、この監督、見てがっかりという映画も多いので、要注意です。結構私は、好きなんですけどね〜〜(^^)。 ということで、一応初日に見に行きました(^^)。
いろいろなものを描いてきたシャマラン監督。今回は、見えない敵です。
何が起こったのか分からず、混乱する人々。
次々と、連絡さえも取れなくなって、大混乱。
これは、新手のテロなのか??
シャマラン監督初のR指定映画ということで、思わず顔をしかめてしまうような凄惨なシーンも、多かったです。
最初の方の、工事現場のシーンなんて、本当に怖くて悲しかったです(^^;。
終盤まで、この惨事の原因も分からず、ただ右往左往するエリオットたち。
ですが、だんだん、何が悪くて、何がいいのかが、見えてきたり、違ったり・・・。
見ている方も、彼らと共に、怖い思いが出来ました。
いったいこのオチは、どう付けるんだろう??と、ドキドキワクワクしながら・・・。
そして、その原因は・・・。
あ、そうですか、って感じです。なんだか意外性もなく、諸悪の根源がまたしても・・・ですね。
「夢オチ」でなかっただけでもましでしたけど(^^)。
気になったのは、会話がなんとなくぎくしゃくしていたところ。これは、わざとこういう演出だったのか。主演のマーク・ウォルバーグが、こういう普通の人役が苦手だからなのか、よく分かりませんが、なんだか、居心地が悪いシーンもありました。
それにしても、最近は、こうした「見えない恐怖」を扱ったものが多いですね。
秋に公開される「ブラインドネス」も、映画化が決定している、スティーブン・キングの「セル」にしても、そんな感じです。もう、人同士が戦っている場合ではないですね。
ところで、今回、シャマラン監督は、どこに出ていたのでしょう??ヒントもいただいていたのに、分かりませんでした(^^;。「レディ・イン・ザ・ウォーター」の時のように監督が出過ぎているよりも、どこにいたのか分からないような、こんな感じの方が好きです(^^)。
(2008,07,26)
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