微笑みに出逢う街角 |
2002年 カナダ・イタリア
<監督>エドアルド・ポンティ
<キャスト>ソフィア・ローレン , ミラ・ソルヴィノ , デボラ・カーラ・アンガー , ピート・ポスルスウェイト , マルコム・マクダウェル , ジェラール・ドパルデュー
<ストーリー>
足の不自由な夫(ピート・ポスルスウェイト)と静かに暮らすオリビア(ソフィア・ローレン)は、突然、幼い頃の夢を思い出し、デッサンに夢中になる。カメラマンのナタリア(ミラ・ソルヴィノ)は、父と同じく「TIME」誌の表紙を飾ることが出来たが、何か釈然としない。チェロ奏者として成功したキャサリン(デボラ・カーラ・アンガー)は、夫と、娘のいる家に戻れずにいる。そんな3人の女性たちの新たな旅立ち・・・。
<感想>
ソフィア・ローレン出演作100作品目だそうです。
彼女の作品は、去年「ひまわり」を見て、それ以外は、ほとんど見ていないのですが、印象深い女優さんですね〜。何しろ、存在感というか、意志の強さというか、全身に迫力があります。
映画では、3人の女性が描かれていますが、それは、この3人の物語と言うよりも、たまたま描かれた3人という感じです。
いってみれば、何処にでもありそうな物語。女性が、今までの人生を見直して、新たに一歩を踏み出す物語です。その一歩は小さいけれど、その女性にとっては、大きな一歩なんですね〜(ちょっとパクリました(^^))。
まあ、それは、女性であっても、男性であっても同じ事で、今までの人生と決別すると言うことは、それはそれは、大変なことだと思います。
ソフィア・ローレンは、静かに夫に仕える女性の役ですが、やっぱり、その目の強さは、尋常ではありません。女性が、思い詰めたら、みんなこんな目になるのではないかしら。男性は、気をつけた方がいいですよ〜(^^)。
静かな映画で、そんなにズシンと来るようなインパクトはありませんでしたが、名優揃いなので、見応えはありました。
悩みがあるときに見たりすると、何かが見えてくるかもしれません。(2006,06,27)
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