百万円と苦虫女          |  
  
2008年 日本 コメディー    
  
<監督>タナダユキ 
<キャスト>蒼井優 ,   森山未來 ,   笹野高史 ,  堀部圭亮,  ピエール瀧	
  
<ストーリー> 
レストランでアルバイトをする佐藤鈴子(蒼井優)は、アルバイト仲間からルームシェアすることを誘われる。しかし、そのことから、警察沙汰を引き起こしてしまい、実家にもいずらくなった彼女は、100万円貯めて、家を出て行くと宣言する。その後、100万円貯まる毎に、知らない街を転々とする鈴子だった・・・。
  
<感想> 
大人気の蒼井優の、3年ぶりの主演作です。ってことは、主演は「ニライカナイからの手紙」以来って事ですか。人気があるのに、意外と、映画は、少ないんですね。
  
ひょんな事から、知らない街を転々とする生活を続けることになった鈴子。 
人と関わりを持つことに、懲りてしまったということですか。 
自立しようとして早々、あんな目に遭ってしまったら、やはり、人間不信になるだろうし、同時に、自己逃避したくなる気持ちも分かります。その方が、楽ですからね。
  
でも、逆に、知らない土地に自分からすすんで入ってゆく勇気があるのだから、これは、彼女の強さでもありますね。 
土地に埋没して、目だたない人生を送りたいと思っても、そんな彼女が、目だたないはずもなく、ちょうど100万円貯まるころに、逃げ出したくなってしまうわけですね。
  
海に行ったり、山に行ったり、知らない街に行ったりしながら、いろいろな人に出会い、たくさん経験を積んで、ちょっとずつ成長してゆくのでしょう、鈴子ちゃんは・・・。
  
森山未來演じる中島亮平、イヤなヤツだなぁと思ったら、彼も彼なりに、一生懸命だったんですね。 
ラストは、ほろ苦いような、ほろ甘いような、そんな感覚で、映画館を後にしました。
  
主演の蒼井優ちゃんは、とても綺麗で、どこが苦虫女なんだ?!と思ってしまうほどでした。イヤそうな顔をしても、可愛いんだから、しょうがないですね(^^)。 
とっても細くて、ファッションも可愛くて、これからますます目が離せません(^^)。(2008,07,20)
 |   
 | 
 |